2009年7月30日木曜日

母とラグビー

母が一番好きだったスポーツはラグビーでした。毎年、お正月はラグビーの試合が多いので、テレビの前にくぎ付けでした。

母の世代は、ラグビーが盛んだったようです。もちろん、試合をするのは男性ですが・・・病弱だった父も、病気になる前にはラグビーをしていたようです。

ずっと昔、私が英語を教えていた男性達は社会人ラガーでした。母は彼らを捕まえて、新しいルールのことなどを聞いていたものでした。試合を見ていても「オフサイド」など、ルールがちゃんとわかっていた母でした。

いつのことだかはっきりしないのですが、私が小さいとき、大阪の花園ラグビー場に父母と行ったことがあるのです。ニュージーランドのオールブラックスの試合だったはずです。京都から随分遠かったように思います。

父母の間に座った私が一番覚えているのは、父母が同時に立ち上がって大騒ぎをした情景です。多分、日本チームがトライをあげたのでしょう。私は全くわかりませんでしたが・・・

私の数少ない、両親と一緒に出かけた思い出です。オールブラックスの試合前の「ワークライ」をはっきりと覚えています。相手を威嚇(いかく)し、仲間の気持ちを高める勇壮なかけ声と動きです。

ボールを蹴るサッカーは「おもしろくない」。防具をつけるアメリカンフットボールは「男らしくない」。「やっぱりラグビーよ」と言っていた母です。

2019年のラグビーワールドカップが日本で開催されるとか。それまでに、世界に通用する、強い日本チームができるのでしょうか?母が興奮して応援するようなチームが・・・


PS: "Haka"(War Cry) by All Blacks @ New Zealand
   このページには、オールブラックスのWar Cryの詳細がありました。
   ページの下にある「HAKAの動画」をクリックしてください。
   本物のWar Cryの動画です。

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