2017年6月30日金曜日

小児歯科

シカゴでの生活がスタートした頃、歯医者さんに行くことになった5歳の娘。なぜか怖がって泣いてしまって治療になりませんでした。そこで紹介されたのが小児専門の歯医者さん。

診察台は大人のものより小ぶりだったような気はするのですが、特に小児歯科だから、という雰囲気は感じられなかった歯医者さん。

頑固なまでに泣いて口を開かなかった娘が、とても素直になっているのです。アメリカに行ってからそれほど時間がたっていない頃ですから、英語を十分に理解していたとは思えません。

治療後「どうだった?」と聞いたら「別に・・・」って。小児歯科医のマジックなのでしょうか。その後も治療は順調に進みました。

新聞の投書に、歯医者さんの診察台でスヤスヤと眠ってしまった孫のことを書いたものがありました。

「安心」すればこそ。小児歯科のマジックはそこにあるのですね。「大人」の患者にとっても同じですが・・・

2017年6月29日木曜日

2017年6月28日水曜日

どちらでもない


新聞の喫煙に関するアンケート
回答者の内訳の中で
「男性」「女性」その真ん中にあるのが
「どちらでもない」「決めたくない」

初めて見た表示

性別って二つだけ
それが当たり前
・・・ではなくなっているのが現代

2017年6月27日火曜日

お天道様(おてんとさま)

お天道様に申し訳ない
祖母の口癖

誰だかわからないけれど
どこかで見ていらっしゃる

だからしっかりしなきゃ
だから頑張らなきゃ

そんな気持ちで口にしていたはずの言葉


自分より優れた存在の眼差しを感じる

自分を律する基準となり
自分の存在を確認できる理由となる

そんな「お天道様」をいつも感じていたい


2017年6月25日日曜日

慎重投薬

ラジオで「しんちょうとうやく」という言葉を耳にしました。内容からすると「慎重投薬」の漢字を当てればいいのだと思います。

国民皆保険のおかげで、病院で出されるお薬の費用負担が少なくてすむ私たち。薬をもらうのが当たり前になってしまった私たち。薬をもらわないと何だか物足りなくなった私たち。


多くの薬を合わせて服用することでの弊害が言われることは多いけれど、なかなか改善されない現実。「大病院でビニール袋一杯の薬をもらって帰る高齢者を見ると、大丈夫かな、と思います」とコメンテーター。「医者にとって他の診療科目の薬に目配りする余裕はなく、他の医者への遠慮もある」のが現実とか。

多くの薬を同時に服用することで体調不良になることもあるとしたら、一体何のための投薬なのでしょうか。慎重に・慎重に・・・先生方、お願いします。そして薬剤師さんたちもよろしくお願いします。

2017年6月24日土曜日

「雑草」ですが


庭の「雑草」カヤツリグサです
植木屋さんの手入れの前に摘みました

今年は雨の少ない梅雨だからか
いつもより背丈が長くなりました

投げ入れただけでちゃんと形になりました



2017年6月23日金曜日

セレンディピティ、改めて

セレンティピティとは、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能をさす言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見する「能力」をさす。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得、幸運を掴み取る能力のことである。(ウィキペディアより)

セレンディピティとは「能力なり」ですか・・・

広範囲な内容の仕事に追っかけられ、データや資料を探し回ることの多い日々。目的の「発見」ができなくて、ついつい寄り道も多い私。年齢のせいにしたいけれど、それで問題が解決する訳でなし・・・

セレンディピティとは精神的な言葉だけれど、私の探し物の多い日々の仕事にも幸運がきっとやってくるのだ、そう信じていましょう。でも、やっぱり探しものは減らしたいな・・・

2017年6月22日木曜日

食事のパートナー

食事とは、気の合う人と一緒に食べれば、どんなものでも美味しく食べられる、と信じている私。シンプルなものでも、楽しいおしゃべりがあれば、どんな高級ディナーにも勝ります。

「孤食」が言われて久しいけれど、ものを食べる時に、正面に鏡を置いた場合と、ほぼ同じ大きさのモニターに壁を映した場合を比べて「美味しさ」を6段階に評価した実験結果。

高齢者と大学生、それぞれには、塩味とキャラメル味のポップコーンを1分30秒間食べてもらいました。

高齢者も大学生も鏡を見ながら食べた方が、塩味もキャラメル味もどちらも「美味しい」と感じ、食べる量も増えたのだそうです。

「人がいなくても自分以外(鏡の中の自分でも???)の、食べるという状況を共有する人がいるだけで美味しくなることがわかった」という研究結果が導き出されたようです。

「自分の顔を見ながら食事する?」
「それが孤食で無くなるの?」

何だか腑に落ちない私でした。


2017年6月21日水曜日

何もない午後






オフィスの作業では気がつくと長時間座りっぱなし

こりゃいかん、下鴨神社まで歩きました

何にもない午後の境内はとても静か

往復40分足らず、素敵な気分転換

2017年6月20日火曜日

飽きのこない献立


飽きのこない献立が60種
一回に10食分が届くというサービス

「さて、今日は何を食べよう」

毎日変わる、といっても
同じパッケージで中身はわかるのかしら

需要があるから供給されるサービス
大きなフリーザー付の冷蔵庫が必要な理由がここにも・・・

2017年6月19日月曜日

余白

私の小学校の放課後、電車通学が多かった友達たちも、みんな一緒に下校時間ギリギリまで校庭で遊びまわっていた記憶が・・・

ご近所にはあちこちに空き地があって、ちょっとドキドキしながら冒険できる空間だったような・・・

「今の子供達の最大の不幸は、日常に自分たちの意思で何かができる、余白の時間と場所を持てないことだ」建築家の安藤忠雄さんの言葉

安全や勉強のために「放課後」と「空き地」を知らずに育つ現代の子供達(もっとも「空き地」を探すことはほぼ不可能ですが)

「寄り道」することも彼らの毎日の時間割の中には入っていないのだろうな・・・

2017年6月18日日曜日

大きくなりました




我が家の北側に「勝手に」生えた夏椿
今年はこんなに大きくなりました

二階の小さな窓から手を伸ばして撮影
下の枝の蕾はまだでした

2017年6月17日土曜日

コッカイオンドク!

6月11日、全国44箇所で同時に行われたコッカイオンドク。漢字で書くと「国会音読」。理解しにくい国会の質疑を声に出して読んでみようという試み。

国会の記事録を元にして書き起こした討議の模様を、質問者、答弁者、それぞれ役割を決めて音読しながら再現していくのだそうです。

すれ違ったり、的外れであったり、自信のない答弁など、声に出すことで、その状況がはっきりしてきて、なんとも「おかしい」ことが理解できてくるのとか。

「質問と答えが噛み合っていないのに、こんな審議で法律ができていくことに驚き、不安を感じた」という参加者の声。

共謀罪の趣旨が盛り込まれた、組織犯罪処罰法改正について、「なんだかおかしいよ」とより多くの人に感じて欲しいと行われた全国的な動き。そこには普通の人たちの普通の感覚があるのだと思います。

コッカイオンドク!のHP


2017年6月16日金曜日

リハーサル


11日のコンサートのリハーサル
元団員の方からいただきました

オーケストラの伴奏でフォーレのレクイエムを歌いました

素晴らしいソロ(指揮者のバリトンとソプラノ)に
舞台上でうっとり・・・

本番は今までに経験したことのない感情が湧き上がってきました

「歌わないで、言葉を伝えて」と言われ続けたこと
少しわかったような気がした私でした

2017年6月15日木曜日

巨木



ご近所の空き地の巨木
年々枝を伸ばしています
秋には彼岸花が満開になります

大好きな風景だけれど
近くのお家の方々にはどうなんでしょうね・・・

落ち葉の量も半端じゃないはずです
固定資産税も・・・(?)

2017年6月14日水曜日

エコーチェンバー

エコーチェンバーとは「共鳴室」のこと

ソーシャルメディア(SNS)で
意見や価値観の近い人たちだけが集まって
情報交換する空間を示すことも


人々は専門家よりもSNSの友人を信頼している、
これこそがエコーチェンバー

ニュースをSNSを通して読む人が増えると、
「それぞれのエコーチェンバーの中に閉じこもり、
多様な見方や価値観が届かなくなっている」という現実

エコーチェンバーの中には
自分にとって「耳の痛い意見」や
「不都合な真実はない」のだから、心地いいはず

自分にとって不都合なことは聞かない、
という人が増えてくれば、
いよいよ他の人を排斥しようとしていくはず

これからの世の中、どんな方向に進んでいくのかしら・・・



2017年6月13日火曜日

プレスリリース

10日午前に東名高速道路で乗用車が反対車線に飛び出して観光バスに衝突した事故。バスの運営会社のプレスリリースを目にしました。

事故当日の夜に発表したプレスリリース。前もって「雛形」があったのではないけれど、社員が必要である項目を記載したものだと解説がありました。一読するだけで、どんな事故だったのか、けが人の状況はどうなのか、プレスリリースが発表された時点での事故原因として考えられるものは何なのか。報道機関が質問したいであろう項目が簡潔にまとめられています。

車いすフェンシングの情報提供をする立場にいる私にとって、このプレスリリースはとても勉強になります。それが事故から時間をおかずに出されたものであることを考えると、イベントなどのプレスリリースとは全く違う状況でのこの会社の対応に感心してしまいます。

書面の上部にある代表取締役の名前と共に記載されている携帯番号にも、バスの運営会社のトップとしての自覚と責任を感じました。仕事とは、かくありたいもの、です。

2017年6月12日月曜日

逆光



上を向いて歩いていたら
高い枝の葉っぱが光っていました

2017年6月11日日曜日

車が飛んだ!

10日の朝の東名高速道路

対向車線から飛んできた車
観光バスのドライブレコーダーの映像に
その様子がはっきり写っていました

お昼のニュースでそれををみた私
目が点に・・・


運転手さんがとっさに左にハンドルを切り
ブレーキを思い切り踏んでいたことが
バスの乗客に死者がなかった理由だとか

バスの運転手さんや乗客のみなさん、
どんなに怖かったことでしょう・・・

でもなんで車が飛ぶの?

2017年6月10日土曜日

立つこと

ホットヨガを始めて2ヶ月半。相変わらず大汗かいています。

ゆっくりした動きの中での発見。立つことってとても難しい!

まっすぐ立って、片足を前へ・・・グラグラします。必死で耐えます。

足の親指と小指の付け根、そしてかかとを感じて立つこと、そう教えられています。足の指は自由に動く状態です。両足でも、片足でも同じこと。

足裏に意識を向けるだけでなく、丹田を意識したり、自分なりに工夫してきました。あるレッスンで「腰の位置を感じて、背中がグンと引っ張られて高く立っているように」との個人アドバイスを受けました。

体のある部分だけを意識していたのでは、全体のバランスを取るのは難しい。そうか、っと少しわかった気持ちに。

一週間の24時間✖️7日のうちのたった一時間。でも全ての動きが静かになる貴重な一時間です。



2017年6月9日金曜日

祖父母手帳

「祖父母手帳」を発行する自治体が増えているという新聞記事。昔と今の子育ての違いに戸惑う祖父母の孫育てを支援する取り組みだそうです。

「昔」は抱き癖がつくから、赤ちゃんが泣いてもあまり抱かない。
「今」は抱っこは自己肯定感などが育つから抱き癖は気にしない。

けいちゃんの3ヶ月からしばらく「孫育て」を経験した私。息子夫婦に「昔の育て方はしなように」と言われました。ネットで情報を簡単に集められる現代では「人気のある」育て方情報が受け入れられるようです。

そして気づいたのは、「育て方」も歴史の中で流行が繰り返されるということ。「何かおかしい」「自分の子育ては間違っていた」と感じた「専門家」たちがそれまでと違う「育て方」を発信すると、それが受け入れられる。やっぱりあの育て方はおかしいのだと納得する人たちが受け入れることに。

でも、親が思うような子育てなんてできるわけないのにな。親が思う通りに子供が育つなんて、ちょっと気持ち悪いけれど・・・社会に巣立っていくために、必要最低限のことをしっかり教える、それができれば、泣いている子を抱き上げようが、ほったらかそうが、結果にはそれほど響かないはず。親がやりたい方法でやればいいのに。

子供が泣いたら、お気に入りのぬいぐるみを渡して、ほったらかしていた私ですが、子供達はそれほど「曲がりもせず」大きくなりましたけれどね・・・


2017年6月8日木曜日

巣立ち前



オフィスのご近所さんの軒先き
ツバメの巣が空っぽに

軒先きまで出ては見たけれど
まだ飛ぶのは怖い・・・

そんな小さい人たち発見
夕方、薄暗い中でした

2017年6月7日水曜日

ちびだら飲み

新しいネーミング発見「ちびだら飲み」

缶コーヒーを一口飲んで少しリフレッシュ
一気に飲んでしまうのではなく、ちびちびと
そして長い時間だらだらと飲める商品

IT関係の人たちはコンピューターの横にこれをおいて
ちびちびだらだらと飲むのだそうです。

缶をあけてから数時間後でも味には切れがあるとか


5種類の豆を、焙煎や抽出の方法を工夫して作った5種類のコーヒー
それをウィスキーをブレンドする要領で混ぜる

開発に3年かかったこの缶コーヒーを作ったのはサントリー
ブレンドはお手の物、なんですね、きっと

2017年6月6日火曜日

チカン保険

交通機関の中での「チカン撲滅キャンペーン」が実施されていると言うニュースを聞いたあとに、チカン保険があるというウェブでのブログを発見。チカンに間違えられた時、すぐに弁護士を呼ぶことができる保険とのこと。

人間は動転すると何をすべきかがわからなくなるので、あいまいな対応(返答)をしてしまうことに。そうなると無罪を主張することが難しくなってしまうのだそうです。そうならないように、自分の無実を証明する為にも弁護士と言うプロに任せられることがこの保険の売りなのだそうです。

朝刊で見つけた投書には、チカンに間違えられないように、混雑した電車の中では両手を上げるなどして苦労している息子が「男性専用車両を作って欲しい」と言っているとありました。

世の中には「おかしな人」が存在することは事実。そのせいで、多くの人たちが苦労していて、なんとも不思議な保険が生まれることになったようです。

二週間前に東京の朝のラッシュを経験した私です。確かにいろんなことが起こるでしょうね、あの混雑の中では。


2017年6月5日月曜日

オレンジ対ブルー

アメリカの知事、市長などの政治家のパリ協定離脱への反応のページを目にしました。

離脱反対派のコメントはオレンジ、賛成派のコメントはブルーで色付けしてあります。

アメリカ在住の子供たちを含めて、私のアメリカの知人はほぼ全員オレンジ派ですから、フェイスブックで目にするコメントはほぼ「アンチトランプ」。

でもリストの中のブルーのコメントを読んでみると「そういう考え方をする人もいるのだ」という発見があります。

広大なアメリカという国の地域性もあります。地球温暖化についても、こんなにはっきりした意見の違いがあるのですね。

自分にとって心地よい意見ばかりを見ているだけでは気づけないものにも出会えるようです。

2017年6月4日日曜日

本番前

2年に一度のコーラスのコンサートまで残り一週間となりました。新しい指揮者と伴奏者との初めての舞台です。

本番前の最後の練習日。このところ、指揮者の2時間の練習の後、伴奏者によるフォローアップ練習が45分続きます。若い素敵な女性です。とにかく頭の回転が早い(口も早い)。やるべきことをズバリ指摘して、指揮者の意図を別の言葉に置き換えてくれるアドバイスが何ともわかりやすい・・・

当初は、おばさんメンバーたち彼女のペースについていくのもアップアップだったけれど、限られた時間内での「濃密な」レッスンを楽しみにしています。

「今は一杯間違ってください。どんどん間違ってください。ゲネプロも、リハーサルも、間違うことを恐れないで・・・本番では、こんなところを間違うのか、ということもありますけれど、それはそれ。楽しんでくださればいいです。みなさん、とっても上手になってますよ」

ピアノ伴奏が素晴らしいだけでなく、メンバーの気持ちをしっかりサポートする彼女の能力はすごいです。さ〜て、残りはわずか、やるっきゃないな・・・

2017年6月3日土曜日


夕方自宅に戻って二階のバスルームに入ったら・・・


急にブ〜ンという大きな羽音

目の前を「巨大な」蜂が飛んでいる

虫は大丈夫なはずの私でもさすがに体を硬くして
「キャァ〜〜〜」

明かりに向かってぶ〜んと突撃
Uターンして反対側の明かりに直行

どうやったら外に出ていただけるのか
あれこれ思案

翌日、小さな窓を開けっ放しにすることにして外出

夕方、そろりそろりとバスルームのドアを開けて・・
キョロキョロ・・

お〜っ、出て行ってくれた!!!

2017年6月2日金曜日

禁煙後進国

「日本は禁煙後進国リストの最低レベル」といういささかショッキングな言葉が耳に入ってきました。建物の中での完全禁煙ができていないことが大きな理由のようです。

受動喫煙、他人のタバコの煙を吸うことの害が言われますが、飲食店などの分煙も、日本ではタバコを吸わない客に対しての配慮が不十分だという意見が多いものの、本来はそこで働く従業員の受動喫煙の害を問題にしているのです。

WHOの苦言

胎児や乳幼児の受動喫煙ももちろん大きな問題です。大人以上に影響を受けやすいのですから。

日本で室内全面禁煙が進まない理由の一つが自民党の議員さんたちの抵抗であるのは以前から言われています。喫煙をこよなく愛する方たちが法案の可決を阻止しているというのです。

「禁煙後進国」という文字を検索していて目にした文章です。
日本は禁煙後進国か?

それぞれに思うところは違っても当たり前・・・ではあるのですが、受動喫煙への感覚の違いはどうも馴染めません。「ガン患者は働かなくてもいい」と発言した以前の大臣のことも思い出します。

周りは見事に「スモークフリー」の環境になった私です。あの匂いはやっぱり苦手です。


2017年6月1日木曜日

花盛り


今年も花壇はドクダミの花盛りの季節に・・

この花が終わったら植木屋さんに庭を刈り込んでもらいます

ここ数年続いている真夏の前の定期的作業です

春から初夏へ、季節は進んで行きます