2012年10月30日火曜日

バックできない・・・

飛行機は前進しかできないこと、ご存知でしたか?ボーディングブリッジを離れる時、確かにバックしていますが、それは牽引車で後ろ向きに押してもらってから方向転換してからランウェイまで前進していくのです。

関西空港に格安航空が利用する第二ターミナルが完成して使用が始まりました。このターミナル、昔の飛行場と同じで、駐機場を歩いてタラップから飛行機に乗り込みます。飛行機は斜めに駐機しているので、出発時、そのまま自走で前進するのが可能になったのだそうです。

ボーディングブリッジや牽引車の使用料も節約できるこの方法、狭い空港では無理なようですが、格安航空にとっては経費削減策としても有効だとか。

ところで、飛行機がUターンがとても「上手」なのはご存知ですか?スペインの田舎の空港で、滑走路のほぼ端まで行って、くるりと180度回転した経験があります。あまりの早業にびっくりしました。バックはできない飛行機も前進なら「まかしとけ!」なんですね。

2012年10月29日月曜日

スニーカーのひも穴


スニーカーをはくとき、「使わない穴」が気になっていました
使わなくてもはけるのですもの

この穴の「使い方」をウェブで発見
ランニング用の結び方としての紹介でした
たしかに、しっかり結べます

やっぱり「無駄に」穴は開いていなかったのですね

2012年10月28日日曜日

スタンバイ中

台所で物音がすると、必ず「チェック」します
ヨーグルトが冷蔵庫から出てくるのはすぐにわかります

野菜を切る音がすると、おすそわけがあるのかどうか確かめます
白菜の白いところなんかをもらえることもありますからね

台所の状態がどうなっているのか、「番犬」として見ていなきゃ!

2012年10月27日土曜日

決められる政治を

先日丸一週間の「里帰り」が実現した娘、日本の秋をゆっくり楽しむことができました。

アメリカの永住権を持つ娘は、市民ではありませんから、投票権はありません。「大統領選挙はうるさいだけなんだよ」ということばは、「どうせ投票しないから」というより、アメリカの選挙の「非難合戦」はたまらない・・・というニュアンスでした。

日本でも政治家が口を開けば自分たちの「仲間以外」への非難の言葉。お互いに非難しあってばかりでは、国民にとって本当に必要なことをどうやって決めていくのだろう、それがとても不思議です。

アメリカで「ノー・レーベルズ」という運動が動き出しているそうです。党派のラベルを貼らない、そう名付けられたこの運動は、解決すべき課題を探り、提言することを活動の柱とするとか。 政治家に超党派での協調をうながし、「決められる政治」の実現を目指します。若者も多く参加するこの活動に賛同の意思を示す超党派の政治家も増えているようです。

石原東京都知事が辞職して、日本の政界も揺れているようです。政治家個人の主義主張をぶつけるためだけに議論するようなことはもうやめてほしいのですが・・・

2012年10月26日金曜日

コスモス三昧





素晴らしい秋晴れの日
比叡山のガーデンミュージアムへ

今様(いまよう)の背の低いコスモスが一杯
しばしコスモスを「おっかけ」していた私

コスモス三昧(ざんまい)
秋を堪能(たんのう)した午後でした

2012年10月25日木曜日

くも

ぎゃっ~・・・・
娘の悲鳴

大きなクモがダイニングのいすに!
まず、ブログのネタに、と写真を撮る私(少々ぼけました・・・)
娘は「早く早く・・・」と逃げ腰

「家の中にいるクモは大切に」と祖母から教わった私
紙につかまらせて庭に出ていただきました

それにしても、クモは全く平気な母親から、
なんであんなに騒ぐ娘が???

2012年10月24日水曜日

トレンディなジャケット




軽い素材で暖かなジャケットを作ってみました
北風が強い日のお散歩も大丈夫
ホカホカで歩いていただけることと思います・・・

Chuck、こんなジャケット着たい?
歩きにくそうだよね・・・

2012年10月23日火曜日

いちじく収穫作戦大成功!




やっと3つだけ実がついた今年のわが家のいちじく
最初の2つは鳥さんにやられたから、最後だけは・・・

洗濯ネットでしっかり防御
(見えなくなったので、実は収穫を忘れていました)

ちょっと色がつきすぎたかな・・・と思うほどに熟したいちじく

なんとも重厚な(?)とろけるような味
昔の家の庭のいちじくが最高の味だと信じている私
それとほぼ同じ味の今年のいちじく

来年こそは、しっかり実がついてほしいです
おすそわけできるぐらいに・・・

2012年10月22日月曜日

平常心

試験を受けるとき、どれだけ平常心(へいじょうしん)でいられるか、それが大切・・・というような使い方をする「平常心」 。普段通りの気持ちで気負わずにいること、と解釈しますが、「平常心是道」(びょうじょうしんこれどう)という禅の言葉が語源で、「自由自在でとらわれず、自分のこころに素直であれ」という意味なのだそうです。

試験を受けるときに、緊張するのは当たり前。その緊張している自分を無理に落ち着かせることよりも、その気持をまず素直に受け入れ、「今、緊張しているよね」と自分に話しかけるのもいいかもしれません。

他人や社会との関わりの中で、いつも自分のこころに素直でいるのは至難の業(しなんのわざ)。でもこれは決して「わがまま」ではないのだと思います。

怒っている自分、悲しんでいる自分、楽しんでいる自分、辛く思っている自分・・・どんなときでも、自分のこころをしっかり見つめること。自分自身と二人三脚で歩みをすすめること。「平常心」とはそういう意味なのだと新聞の記事から学びました。


2012年10月21日日曜日

2012年10月20日土曜日

NHK 音の風景

私の好きなNHKの番組の一つ「音の風景」。5分間の番組です。

先日聞いた「江戸指物」(えどさしもの)。金釘(かなくぎ)などを全く使わないで木と木を組み合わせて家具や調度品を作っている工房の音でした。カンナで木を削っているところでは、本当に木の香りが漂(ただよ)ってきたように感じました。

NHKのホームページhttp://www.nhk.or.jp/oto/では写真が掲載されているのですが、全く画像や映像がないことが、この番組の良さだと思います。

短い小さな番組から大きな世界が広がります。ぜひ聞いてみてください。(NHKの宣伝文のようですね・・・)

コンピューターでも聞くことができますから・・・


2012年10月19日金曜日

秋の色


いつもの公園の植え込みも秋の色


草紅葉(くさもみじ)という言葉もあるのですね
稲刈りのあとのたんぼ、こんな色になっています

2012年10月18日木曜日

「末は博士か大臣か」

「末は博士か大臣か」(すえは、はかせかだいじんか)・・・とは古いことば、もう死語となっているはずです。博士がとても少なかった時代、その取得がいかに大変か、そしてさらに大臣になるのは、もっと大変なんだ、という意味も含まれていた表現のようです。

「博士とかけて、足の裏の米粒(こめつぶ)と解く。そのこころは・・・取っても食えない」 現在の博士が氾濫(はんらん)する事情を揶揄(やゆ)した「なぞかけ」です。「末は博士かホームレスか」ともじって言われることもあるこの表現、生産過剰なのは大臣についても同じなのでは、と感じる私です。

内閣を構成する各大臣は、それぞれの分野に精通した人たちだと、昔は単純に信じていましたが、どうもそれは違っていたようです。国会や専門委員会での返答も自分のことばではできない方々も多いと見受けます。「適材適所」ということばが虚しく響くのですが・・・

博士も大臣の過剰傾向はまだまだ続くのでしょうか。博士の資格を持った人にはしっかりした仕事を、そして無駄に任期の短い「元大臣」を作り出さないこと。昔のことわざを思い出して考えたことでした。

2012年10月17日水曜日

98円


ちいさな竹ぼうき、とてもしっかりした作りです
取っ手のところが60センチほど
庭の手入れにとても便利

Made In China、98円なり
作った人の手間賃はどれほどだったのでしょうか

「安くていいな・・・」と思った私
でも、この98円を手にしてちょっと考えてしまいました

2012年10月16日火曜日

こーふんした週末


このところ僕のうち、「人口」が多いのです
先週木曜日夜から、おねえちゃんがアメリカから帰っています
ことしはよく帰ってきて僕と遊んでくれます

土曜日は「うちあわせ」とかいうので、ばんごはんに8人も集まりました
日曜日は僕は仲間はずれの「ばーべきゅー」とかいうものでした
みんなは庭でワイワイ、ぼくはケージでシュン‥‥時々ワンワン!

夕方、ちょっと「こーふん」してしまって、いっぱい吠えてしまいました
みんなが「なんだなんだ・・」「なにが言いたいの・・」って

でもね、本当は僕もわかりません、なんで吠えたのか
「こーふんした週末」だったんです

2012年10月15日月曜日

待ち合わせ

久しぶりに友人と駅で待ち合わせをしました。少し到着が早かったので、あたりをキョロキョロしていました。

柱の陰や壁の近くに何人か、待ち合わせ風の人たちが立っています。そっと近づいてきた若い男の子に、にこっとほほえんだ女の子の横顔がすてきでした。

「今、どこなの?」と大きな声で携帯電話をかけていた中年の女性は、しばらくするとお相手に会えたようで、これまた大きな声で再会を喜んでいました。

電車が到着するたびに、改札口から出てくる人と連れ添ってその場を離れる「待ち合わせ人」たち。その数は増えたり減ったり。私が待っていた友人もほぼ定刻に登場。

待ち合わせって、何となく心楽(こころたの)しいものですね。会えなくて、ちょっとあわてることもあるけれど。

でも、「今どこ?」と携帯で簡単に連絡がつく現代の「待ち合わせ」。便利だけれど、あのドキドキ感はなくなったような・・・

今回の私の待ち合わせのお相手は女性でしたが・・・

2012年10月14日日曜日

何に見える?


天高く・・・みんなが肥える秋

空を眺めるのがとっても楽しくなりました

これ、何だろう・・・

2012年10月13日土曜日

鉛筆けずり

鉛筆が好きな私。鉛筆を削るのも好きです。手元に小刀はありませんので、今はカッターを使っています。

「全国えんぴつけずり大会」が来月、京都府下、南丹市で開催されるという新聞記事がありました。昨年のイベントには、全国から約100人が集まり、制限時間内に決められた本数の鉛筆を削って、長さ・バランス・美しさを採点をして競ったそうです。

手回しの鉛筆けずりができた時、鉛筆がすぐに短くなるような気がしました。電動の鉛筆けずりができた時、気がついたら、お気に入りの鉛筆が短くなっていました。

手で削っている鉛筆は、ずっと長く私の手元にあります。「自分の鉛筆」という感じがしています。

小学校の教室に備えつけた鉛筆けずりが、子どもたちから「指で考える」という大切な脳作業の機会を奪ってしまった・・・「暮らしの手帖」の元編集長だった花森安治さんがおっしゃったとか。

便利さが何かを失う原因にもなっているのですね。

2012年10月12日金曜日

君の名は?


君の名前は何だっけ・・・
ぎょろりとしているのは目?
手や足はあるの?
のんびり、ふんわり、気持ちよさそう・・・

2012年10月11日木曜日

原発作業員の現実

東日本大震災、福島原発事故発生から1年と7ヶ月。時の流れの中で、ともすれば忘れてしまうのが、事故を起こした原発で働く人たちのこと。

事故発生後、身の危険も顧(かえり)みず、事故対応に当たった作業員の人たちを「Fukushima 50」として 内外の報道機関が大きく伝えていましたが、今現在も2000人近い作業員の方々が日々、高い放射線量のもとで働いているのです。

その作業員の写真を26歳の写真家、小原一真(おばらかずま)さんが撮り続けていることを知りました。 http://news.nicovideo.jp/watch/nw367066

原発で働く理由はそれぞれに違う作業員たちと親しくなる中で、この人達の存在を伝えていきたいと強く感じた小原さん、今年の夏にスイスの出版社から「Beyond Fukushima  福島の彼方に」という写真集を出しました。http://resetbeyondfukushima.com/

福島の取材を続ける小原さんは、大きな事故によって生活の激変を体験している福島のこどもたちが、おとなのすることを、良いことも悪いこともとても的確に見つめていることに気がついたと言います。そのこどもたちが描く未来像のためにも、現実をしっかり伝えていきたいと考えているのだそうです。

今後、事故の終息作業をする作業員の確保はより難しいものとなっていきます。とてつもなく長い作業が今後予想されているのです。

私達は将来の世代に大きな「負担」を負わせてしまいました。原発の作業員の方々へのより適切な対応とともに、少しでもその負担が減らせるために何ができるのか考えたいと思います。

2012年10月9日火曜日

気配り

京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞が決定しましたね。日本人ノーベル賞受賞者19人目とのこと。

山中教授は、2010年京セラの稲盛財団から、先端技術部門で「京都賞」を受賞なさっています。 国立京都国際会館での記念講演会は聴講希望者が殺到。2000人収容の大会議場をあふれた人たちは急遽(きゅうきょ)アネックスホール(先日の会議の会場)でのモニター聴講となりました。その会場も1000人近い人で一杯になりました。申し込みが遅かった私も、モニター聴講の中にいました。

講演開始の直前、 山中教授ご自身がアネックスホールへ登場。多くの人たちが講演に興味を持って、足を運んだことに感謝する言葉とともに、大会議場に入ってもらえなかったことへの謝罪がありました。教授ご自身、挨拶をしたい、とおっしゃったと司会者からの紹介がありました。

受賞会見でも、周りの人への感謝の言葉が続いていました。これからの研究発展の可能性に対する受賞だとおっしゃる山中教授の今後を全世界が注目しています。

さて、今年、日本人ノーベル賞受賞者20人目は出るのでしょうか・・・

2012年10月8日月曜日

今年の彼岸花





ご近所の空き地、今年は彼岸花がいっぱい
種類もあれこれ

2012年10月7日日曜日

会議終了


3日間、国際会議のお手伝い
「国際膵癌シンポジウム」

発表内容は全く理解不能の英語ばかり
私はもっぱら事務局で全体の動きを眺める係
大会準備、運営、プログラム作成
全て動きのいいプロ集団に恵まれ
すばらしいチームの中で働くことができました

「今まで参加した国際会議の中で、ベストだったよ」
海外の参加者から こんなコメントがいただけた
昨日、最終日でした

2012年10月6日土曜日

ドアのむこうに

 おいてきぼりChuck

 おいてきぼりのノウゼンカズラ

あれ、Chuckがこっちにいる・・・

2012年10月5日金曜日

メールの効用

一人暮らしの老齢の母親、携帯は持っていても、メールはなかなか・・
そこで、娘のご主人が「毎日」メール発信を続けたとか
メールを見ることはできても、返信がなかなかできないお母さんは
「毎日もらうのも悪いから時々でいいよって、あんたから言って」と娘さんに訴えました。
でもご主人はマメにメールを送り続けます。

ご近所の人に、メールの打ち方を習ったお母さん、失敗しながら少しずつ返信ができるようになってきたのです。

今では、朝の定期メールが届かないと、「今朝はメールなかったけれど大丈夫やろうか?」と心配したメールが届くとか。

お母さんの努力とご主人の粘りに感心しきりなのがこの投書のご本人。

人とつながっている楽しさに目覚めたお母さん、メールはもうやめられないことでしょうね。

2012年10月4日木曜日

鬼っ子


台所で育っていたモンテスラ、今年の夏はベランダで過ごしました
急に大きくなった新しい葉っぱ、 長さが20センチは越しています
今までの葉っぱのほぼ倍の大きさ
鬼っ子の誕生です



以前はこんな姿の鉢でした

2012年10月3日水曜日

落穂ひろい


刈り取りが終わった田んぼは鳥たちの落穂ひろいの場所となります

ちょっと図々しいのもいるようですが・・・

2012年10月2日火曜日

「親離れ」と「子離れ」

先日の天声人語の書き出しに、「親離れと子離れ、どちらがむずかしいのだろう」とありました。

わが家の場合は・・・気がついたら「離れて」いました。高校から親元を離れて、アメリカで寮生活をした息子と娘。彼らの「親離れ」は必然でしたし、私の「子離れ」も当たり前のことでした。

「寂しくないですか」とよく聞かれましたし、今も聞かれます。遠くに離れて暮らす子供たちに会えるのは、多くて年に一回。今年のように娘に二回も会えるのは「奇跡」です。息子とは去年の春以来、会っていません。でも、文字通りの「寂しい」とはちょっと違うような気がします。

ずっと以前のこと、小さい子供たちを連れてアメリカの生活に出発する私に父が言いました。

「離れてしまうのは、 確かに寂しいけれど、みんながアメリカで元気に暮らしている、と思えれば、僕はそれでいいんだよ」

その言葉が私のこころの奥深くにずっと残っているのだと思います。だから離れていても、お互いに色んなしんどいことがあっても、ちゃんと元気で暮らしている、って信じていられるのです。

「親離れ」「子離れ」はどちらも、こころの距離が近ければ大丈夫なんですよね、きっと。


PS: 今朝、おとなりの金木犀が香ってきました。台風一過、秋本番です。