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2018年12月25日火曜日

メリークリスマス


クリスマス
欲しいものは特にないけれど
これを読んでくれる人が
元気で、幸せで、そして
愛に包まれていればいいな

2018年11月25日日曜日

2018年10月29日月曜日

小さなメッセージ 2


他人についてあれこれ思う時
私の中の「我」が騒いでいる

2018年10月20日土曜日

新しい「おと」

音節:一音で発音されるまとまり
基本的に子音と母音からなる音で区切られる

英語のspringは一音節
それをカタカナにすると
su/pu/rin/gu
四音節に
日本語は子音を続けて発音することはほぼなし


4月から入団した混声合唱で歌うのはドイツ語
全く新しい「おと」に四苦八苦

子音が多いドイツ語
子音3連続は英語で慣れているとして
子音4連続となると
心して発音しないとリズムに合わない

バッハのクリスマスオラトリオ
2019年3月の本番に向けて特訓継続中

長い子音の連続も本番までにはなんとか・・・


2018年10月7日日曜日

言語支援

子育て中の子どもたちへの言語支援に関して、私の経験二つ

1)7歳の息子、5歳の娘がシカゴ郊外で公立小学校へ入学。息子は1年生からスタート。娘は併設のキンダーガーデンの午後のクラスへ。
 英語力ゼロの子どもたちに最初の一年は、学校での個人レッスンがありました。Englishや理解しにくい授業の時間に別の部屋で勉強していました。学年末になって、保護者への説明があるとのこと。語学教師の先生からは「短い期間で二人ともとても進歩が早かったですね。」とおほめのことば。私は「学校で丁寧な英語教育をしていただいて、ありがとうございました」と感謝したら、先生は・・・「アメリカでは英語がわからない子どもたちに英語をしっかり教えるのは当たりまえです。将来、立派なアメリカ人として成長していくために必要なことです」と。駐在員家族で、将来は日本に帰ります、とは言わなかった私。アメリカそのものを実感した経験。

2)息子が中学2年生、娘が小学5年生の年に日本に帰国。ご近所の公立小学校に転校のご挨拶に行きました。暑い夏の日でした。冷房のない教員室で教頭先生にお目にかかりました。アメリカで6年間暮らしたことを伝えると・・・「その子、日本語話せますか?」ととても迷惑そうな顔での質問。「はい、全く問題ありません」と答えた私。
 生まれた国へ戻ってきて新しく学校生活を始める子どもたち。親として不安を感じてしまった経験。


日本には日本語が不十分なままに学校に通う子どもたちが4.4万人いるという現状。その支援体制は地方によってマチマチで、先進的取り組みをしている浜松市でも、市全体として支援体制が整ったのは今年度になってからという。

母語の種類も多様化する中で、一人一人への細かな対応が難しいのは想像できるけれど、日本に住んで、将来、日本という国を支えてくれる人材をどこまでサポートできるのか。それは日本の未来にとって、とてつもなく重要なはず。将来への投資がしっかりできる、そんな日本の社会であってほしい。

2018年10月4日木曜日

小さなメッセージ


24時間、全く文句を言わないようにしてみよう
(一度たりとも言わないこと)
そうしたら
生活にどんな変化が起こり始めるか
それをしっかり見て!

2018年9月13日木曜日

「在日」ということば

司馬遼太郎さんのことば
「私自身も日本社会では在日日本人であり
それ以外の規定はすこしもない
社会とはそういうものだし、
そうあるべきものである」

出身がどこであれ
日本という国を「住む国」とした人は
すべて「在日」として同じである



はい、私も在日日本人
あまり、日本的とは言えない在日です 

2018年9月1日土曜日

あってはならない

国の機関が行った障害者雇用の水増し数
3460人

「障害のある方の雇用や活躍の場の拡大を
民間に率先して進めていく立場として
あってはならないことと重く受け止めており
深くおわび申し上げる」と
菅官房長官が陳謝

民間企業に厳しい罰則付で障害者雇用を義務づける国
そのお膝元が規則違反


「あってはならないこと」
最近よく聞くような気がする

東日本大震災後に「想定外」をよく聞いたように

「あってはならないこと」や「想定外」を無くすには?
どうするのですか?

それが一番聞きたいところ

2018年8月29日水曜日

七味とうがらし

人生、七味とうがらし

うらみ、つらみ、ねたみ
そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ



自分を他の人と比べると
必ず顔を出してくる感情

自己肯定感のない時にはモクモクと湧いてくる

「お〜、出てきた出てきた・・・」
それぐらいの気持ちで向き合えたら
この七味とうがらしが効きすぎることはないはず

でもなかなか・・これが難しい

2018年8月25日土曜日

モフモフ

国語事典にはまだ掲載されていないけれど
デジタルの世界では検索可能なことば
モフモフ

「動物の毛などが豊で、
やわらかいさわり心地であるさま」 


日本語のオノマトペは50音の組み合わせで
表現の可能性は無限大
既存のことばでは言い表せない
自分の感じるそのままを伝えることばとして
生まれてくる

多くの人が共鳴して使うようになると
社会的にも認められ(?)
将来は国語事典に掲載されることに

2000年代になってから使われ出したというモフモフ
さて、次はどんなことばが登場するのかな・・・

2018年8月20日月曜日

アルファベット26文字

If "Plan A" didn't work,
keep your cool.

The alphabet has 25 more letters.

もし計画Aがうまくいかなくても
冷静さを保つべし

アルファベットは残り25文字


日本語の50音だったら
まだ49通りの方法がある・・・かな

2018年8月4日土曜日

「三」

「三」のつくことばあれこれ・・・
「御三家」「三種の神器」「日本三景」
「三権分立」「三羽ガラス」
相撲の「三役」野球の「三冠王」


「三」について書かれたコラムの文章

「三」には安定感のある思想があり
一対一の対決よりも三つのバランスによる「融和」
そしてそれによって高め合うイメージが好まれるよう

こんな解釈も
「日本人は『おや、まあ、なるほど』と
三回うなずいて納得する文化
だから3人や三つで売り出すことが多い」

本当かな・・・
でも「三人よれば文殊の知恵」とも言うだけに
数字の「三」はいい番号なんですね、日本では




2018年7月27日金曜日

ペイ・フォワード

シカゴで暮らしていた時のこと。同じ小学校校区に日本人家族が引っ越してきました。すぐに親もこどもも仲良くなった家族でした。

海外で新しい生活をスタートさせるのには、「先輩」の存在はとても大きいもの。学校のこと、買い物やお医者さんなど必要な情報は数限りなくあります。私も初めてシカゴに到着した当時、同じアパートの「先輩」に一杯助けてもらったものでした。

しばらくしてから、その家族の奥さんが私に言いました。「どうやってお返しすればいいのか、わからないわ」と。アメリカの生活であっても、とても「日本的」な「お返し」という感覚で感謝の気持ちを表したい、そう思った彼女でした。

ペイ・フォワードとは「自分が受けた善意や思いやりを、相手に返す(ペイ・バック)のではなく、別の人に「渡す」ことの意味。

「お返し」をしたかった彼女に「次の新しい家族の人を助けてあげてくれれば、つながっていくよ」と返事をした私。正しく、海外生活における「ペイ・フォワード」でした。

日本にも江戸時代から「恩送り」という考え方があったとか。損得勘定なしで他の人を支える、それが社会に広がっていけば、もっともっと暮らしやすくなるはず、と改めて思う私です。


2018年7月26日木曜日

お接待

高知県安芸市で見かけた小さなお知らせ

「外からとれる実はご自由におとりください」


私の大好物のイチジク
ひとつだけ色づいていた実を頂いたメンバーの一人
小さなアイスボックスに入れておいたその実を
あとで私に「はい、どうぞ」って


お遍路さんへのお接待文化が根付く四国
仲間からの好意も含めて
「美味しいイチジク」いただきました

2018年6月24日日曜日

丁寧なことば

「いつもきれいにお使いくださりありがとうございます」。最近、公共トイレで見かけるようになったことば。このことばには「トイレを汚す人がいて困っています。汚さないでくださいね。おわかりですね」そんな意味が含まれているような気がする、とラジオから流れてきました。

近頃、耳にしたり、見かけることばが丁寧すぎるな、そこまで言わなくても、と感じることが多いこのごろ。私の耳がピンと立ちました。

コメンテーターは気になる表現を並べます。

・ご注文のお品は以上でおそろいでしょうか?(注文したのはラーメン一つだよ)

・夜には気温が下がります。何か羽織るものを持っておでかけください。
   (ありがとう、でも自分で考えるよ)

丁寧なことばを使うことで相手の気持ちを考えているように見せていて、本当は相手のことは考えていない。クレームをつけられないように前もって対策している。そんな気配を感じる表現はかえって失礼だとこのコメンテーターは言います。

他人の気持ちを忖度する社会。言いたいことを自然に言うのが難しくなっていく社会。今の日本はそんな社会になっているのでは、と締めくくっていました。

小さい頃からことばの間違いを祖母からしっかり修正されて育った私。「おかしな表現」を聞くと今でも私の「ことば受信機」がピッピッと反応してしまいます。




2018年6月18日月曜日

打ち言葉

数年前、LINEで届いた娘からの新年の挨拶
「あけおめ ことよろ」

アメリカ在住、日本情報はたっぷりの娘
彼女から情報収集する日本在住の母

文字は手で書かず、打つものとなってきた現代
表現があれこれ変わるのも自然なこと


「おk」「垢」「乙」「ま!?」ってわかりますか?

「OK」「アカウント」「お疲れさま」「マジ?」だそうです


打ち言葉とは「くだけた話言葉的文体」とのこと
絵文字やスタンプも含めて
現代風についていくのはなかなか大変

同窓生の女性からLINEの返事が届きました
「り」・・・・「了解」だそうです

2018年5月29日火曜日

Thank you for....

英語の文章でよく使う表現
Thank you for...
このあとには「お礼の内容」が入ります

Thank you for sharing your time with me the other day.
  先日はお時間いただきましてありがとうございます。
Thanks for your support.
  サポートしてくださってありがとうございます。
Thank you for having me at your home.
  泊めてくださってありがとうございます。


自宅にホームステイしているアメリカの大学生が
日本語で必ず「お礼の理由」を言うという投書

確かに手紙やメールの書き言葉では
上記のような文章を日本語でも使うけれど
話し言葉では「ありがとう」だけのことが多いような

この学生の影響で、投稿者自身や友人たちも
「お礼の理由」をしっかり話すようになったとか

外出から家に戻った友人は
「お父さん、お留守番ありがとう」
するとご主人が
「早く帰ってきてくれてありがとう」と

日本語ではちょっとくすぐったくもあるけれど
丁寧な感謝の気持ちを聞いて悪い気になるはずはなし

この投書のタイトルは「ありがとうの連鎖」


2018年5月26日土曜日

憂鬱な時に

お天気もうっとうしい
気分が晴れない
憂鬱だ・・・

そんな時
「鬱」という漢字を書いてみたら?


コラムの著者は「憂鬱」な気分の時に
ノートに書き出そうとして気づきます

「憂鬱」が書けない
でも「ユウウツ」と書いたのでは
今の気分を表すことはできない

だから「鬱」という字の書き方を調べた
パーツの組み合わせをじっくり見て
何度も書いているうちに夢中になってしまった

そのうちにだんだんと・・
自分が憂鬱かどうかわからなくなった

「ユウウツな気分の時に、
少しだけ心洗われる「鬱」という漢字の練習を
あえて勧める」・・・とのこと

試してみようかな


2018年5月9日水曜日

「始める」と「続ける」


「よくもまあ、次から次に・・・」と
母から言われたことがありました

新しいことに飛びつくのが好きな私
じっくり長続きしない私

コツコツと何事にも取り組む母にとって
娘の私の行動は不可解だったよう


いくつになっても、何かを始め続けることを、やめない

ネットで見かけたことば
うれしくなりました

「始める」と「続ける」が共存しています
そう、いくつになっても新しいものに興味を持って

背中を押してもらった感じです

2018年4月30日月曜日

「おさとうがえり」


保育園を卒園する女の子が先生に書いた手紙
「また、おさとうがえりで
せんせいにあいにきます」

卒園アルバムを受け取りに行く日
その「お里帰り」のこととか

「娘にとって、お砂糖のように
甘く楽しい場所だったのだろう」
投稿者のお母さんのことば


年齢を重ねてくると
「おさとうがえり」の場所は消えてしまうことも

でも、思い出の中ではいつでも戻れる
甘い記憶のつまった場所として