2017年2月28日火曜日

奇跡のスマホ

オフィスの近くのラーメン屋さんへ
車に荷物を置いてから、仲間を追っかけた私

席についてポケットを触るとスマホがない・・・


監督の携帯から私のスマホに電話をかけながら表へ

店の前の暗い路上に着信中のスマホ発見

自転車のお兄さんが「お〜っ!」
声をあげて通り過ぎました

落としてから見つけるまで数分だったけれど
もし自動車が通っていたら・・

左上の角から落下したらしく、画面の左上にクラックが・・・
でも画面本体には影響なし
電話も含めてスマホにも異常なし

「奇跡だ奇跡だ!」と感謝・感謝の私

大きいスマホは小さなポケットには入れないこと、です



2017年2月27日月曜日

銀メダル


車いすフェンシング今年最初の海外遠征、ハンガリーワールドカップ、櫻井杏理選手がエペ個人戦で銀メダルを獲得。日本の車いすフェンシングにとって、1999年にタイのフェスピック(現在のアジアパラ)で谷萠子選手が優勝して以来の快挙となりました。

夜中にふと目が覚めて、ヘッドコーチのLINEでの実況報告におつきあいして、櫻井選手の準優勝をほぼオンタイムで知った私。誰かに報告したいけれど、時間は午前2時過ぎ。ちょっと興奮して寝にくい状態で朝を迎え、東京出張中の監督に報告。JPC(日本パラリンピック委員会)の会合の日に最新の試合結果の報告ができました。

櫻井選手との出会いは、2014年の秋。京都のパタゴニアの店で軽快に車いすを操作しながら働いていた彼女に「何かスポーツしていらっしゃいますか?」と声をかけた私。日本車いすフェンシング協会事務局長としてでなく、ふっと「その気」になって誘った、そんな感じでした。

それからの2年半、全てが順調にいったのではありません。練習相手が少ない日本の車いすフェンシング。練習環境整備もまだまだ、という中で、彼女自身もあれこれ迷う日々が続きました。

選手の数も次第に増え、女子としては唯一海外遠征を行うメンバーとして、男子選手に交じっての練習をこなしていきました。車いすフェンシングの選手として企業に採用されて生活も安定しました。

銀メダルを取った翌朝、私のスマホにメッセージが入りました。「おかげさまでメダルを取ることができました。決勝戦のぼろ負けはショックです。気持ちを切り替えてフルーレを戦います」

銀メダルを取ったことに浮かれるのでなく、敗戦の悔しさを次につなげようとしていた彼女。「世界の車いすフェンサーたちに、オッと言わせる成長を見せつけて欲しい」と言っていた私は、それを達成した彼女におめでとうと感謝のメッセージを返しました。

日本に帰国後、新人フェンサーたちに自分から気楽に声をかけられるようになっている彼女です。一皮向けた・・・のでしょうね、きっと。仲間のことに気を配りながら、自分をより高めていけるアスリートへ。これからもっともっと大きくなってくれることを期待しています。


2017年2月26日日曜日

お花やさん


オフィスの近くのお花やさん
一足お先に春の色・・・

2017年2月25日土曜日

一面広告

日本財団の新聞一面広告(2月15日)

パラリンピックのサポートセンターも含めて日本財団のプロジェクトはフットワークがとても軽い。綿密な準備と、柔軟な対応が特徴で、パラリンピック競技団体へのサポートもそれぞれに必要なものをスタッフと一緒に考えることができます。

プロジェクトリーダーにとっては、その進捗状況を上司に絶えずチェックされる厳しい環境だと聞いたことがあります。スタッフも本気で、真剣にプロジェクトに取り組んでいるのがわかります。

今、何が一番必要とされているのか、それを的確に掴んだ活動です。社会に向けての大きなメッセージも伝えている活動です。

財政的に不安定だったほとんどのパラリンピック競技団体にとって、もし、日本財団のサポートがなければ、どうなっていたでしょうか。多分、大きな展開は望めなかったはずです。来年度の助成金申請の書類を作りながら、改めて、サポートの大きさに感謝です。

遺贈サポートセンターと名付けられた、この一面広告のプロジェクトも、多くの人たちの役に立つ活動になっていくものと期待する私です。



2017年2月24日金曜日

コンサートのチラシ


先週末、大阪でのコンサートのチラシです

シューベルトの歌曲「美しき水車屋の娘」全曲
約1時間10分、途中休憩なしのステージでした

友人からチケットをもらったコンサート
チラシを見て、あれっと思いました

声楽のコンサートで、ピアノの伴奏者の写真が同じ大きさ
ソロ演奏者の写真が大きいのがいつものチラシ

コンサートを聴いて、謎が解けました

テナーのソロ演奏会ではありませんでした
ピアノとの見事なアンサンブルでした

ピアノ演奏会用のピアノよりは柔らかい音色のピアノ
穏やかに、時には激しく歌に寄り添います

最後のピアオシモ、ささやくような小さな音なのに
響くのです、歌声もピアノも・・・

歌いきった歌手と支えきったピアニスト

シューベルトの世界を堪能した夕方でした


2017年2月23日木曜日

観音さま


父方の祖母が持っていた観音さま
ずっと私と一緒にいてくださる方

朝陽が射し込んで来た朝
お顔がいつもと違って見えます


2017年2月22日水曜日

フィールズ賞

数学界のノーベル賞と言われ、4年に一度開催されるフィールズ賞。2014年は初の女性受賞者が誕生。政治の世界でヒラリークリントンさんが跳ね返された「ガラスの天井」を破ったのはイラン出身のマリアム・ミルザハニさん。

1977年生まれの彼女は小さい時から天才と言われ、国際数学オリンピックで2年連続金メダルを獲得。

ハーバード大学に留学した彼女を指導したのも、フィールズ賞数学者のカーティス・マクマレン教授。マリアムさんの受賞は「天才が天才を導いた結果」という。現在はスタンフォード大学の教授となったマリアムさん。

生物学者、福岡伸一さんはコラムでこう記します。「米国の強さの秘密がここにある。最高の原石を最高のメンターが磨く。それが正のスパイラルとなる。トランプ大統領はイランから来た、マリアムを知っているだろうか」

2017年2月21日火曜日

冷蔵庫

先日夕方帰宅して冷蔵庫のドアを開けたら
なんだか暗い

庫内の電気がついていない
温度調節のパネルの電気も消えている
冷えていない

あれれ・・・でコンセントを抜いて、また差して
ブレーカーを調べて、と私ができることはみんなチェック

相変わらず、庫内は暗い

とりあえずアイスボックスに食料を入れる


翌朝、メーカーに修理の依頼
当日は無理で次の日にという返事

こうなりゃ、仕方なし
寒い季節で良かったと思うことに

二日目の午後、修理の人来訪
基盤のトラブルだと判明
交換したらモーター音ブーン

トラブル発生から丸二日で冷蔵庫が復活

冷蔵庫の大掃除もできた
これでまた作り置きができる
ホッ・・・





2017年2月20日月曜日

大阪の夕暮れ






土曜日の午後、大阪へ
コンサートが終わったとき
ちょうど日の入りの時間
電車の駅までの道すがら
刻々と変わる大阪の夕暮れ

2017年2月19日日曜日

出てきた・・・


庭のクリスマスローズに花芽が出てきました

雪が多かったことしの冬
じっとガマンしていたのですね

毎年、日差しが伸びてくると急に顔を出します

さて、ことしはどんなに咲いてくれるでしょうか

2017年2月18日土曜日

入国制限

アメリカのトランプ大統領の7カ国の住民のアメリカへの入国を制限する「大統領令」。移民や難民を拒否するようなその政策に世界各地で反対の声があがってます。移民の国のアメリカで、信じられない。トランプ氏も祖父母がアメリカにやってきた移民の子孫ではいか・・・などなど、批判的な意見が目につきます。

評論家の宇野常寛(うのつねひろ)さんが書いていました。

そもそも、日本でトランプ氏を批判的に論じる事には、こっけいさが付きまといます。移民を受け入れていない国で「入国制限はけしからん」」というのはギャグですよ。

もちろん、トランプ氏への批判は必要だと僕は考えます。しかしその批判は、同時に自分たちの足元を見直すものでなければ意味がない。

まさしく、その通り。2016年に地中海を渡ろうとした難民の数は35万人、そのうちの5000人が命を落としているという現実。2015年、日本の法務省が入国を認めた難民は27人。

現在も難民に対しては「鎖国」を続ける日本。トランプ大統領の言動を批判する前に、その現実もしっかり見つけておきたいものです。

2017年2月17日金曜日

ブレーキの踏み方

車を運転する方々
ブレーキを踏むのは右足ですか、それとも左足?

以前なら左足はギアチェンジをするために
クラッチを踏みました
オートマチック車が当たり前になったら、
左足は用事がなくなりました

でも私はず〜っと以前からブレーキは左足で踏んでいます
暇な左足も働いてもらいます
クラッチをグン、と踏み込んでいた左足ですが、
ブレーキを踏む時はそっと踏みます


高齢者ドライバーが
「アクセルとブレーキを踏み間違えた」
という事故のなんと多いこと
右足と左足の分業が成立していれば、
事故が減るかもしれません

何事も慣れが肝心ですけれどね
私も「分業」しているからって
気を緩めないで運転せねば・・・


2017年2月16日木曜日

白い比叡山


夕陽のスポットライトを浴びた雪の比叡山
「アッ」と思わず声が出ました

いつもの撮影スポットの国際会館に行くには遠い
信号待ちで大きな木の向こうですが
電線が邪魔をしていますが

でもきれいな比叡山だったんですよ

2017年2月15日水曜日

ポーチドエッグ

お湯をクルクル回しながら作るホーチドエッグ
試して見ました

お湯に酢を入れるのは知っていました
お塩を入れるのは知りませんでした
結構たっぷりのお塩です

そして卵を落とすとき、お湯をクルクル回します
白身が踊りながら回っています

時間管理だけで作る簡単ゆで卵もいいけれど
ときにはポーチドエッグもいいですね

少しだけ手間をかけて・・・

2017年2月14日火曜日

呼吸法

コーラスの指導者が変わって一年半。今までとは全く違う発声法にメンバー全員
四苦八苦の練習が続きます。今年6月のコンサートまで残りは4ヶ月となりました。

体を楽器としていかに声を響かせるか。無駄な力を入れずに息を効率よく使わなくてはいけません。「歌わないで、響かせて」という先生のアドバイス、これが一番難しい。

歌うとはまさしく呼吸法を実践すること。それが全て、と言っても過言ではありません。息がなければ声は出ませんものね。

一方、ピアノは、呼吸を意識することなく演奏可能です。でも偶然テレビで耳にした「ピアノの呼吸法」ということば、目からウロコでした。

声楽、管楽器、弦楽器と同様に、ピアノを「歌わせる」ためには、演奏者の呼吸が感じられなければいけないはず。息を止めていたのでは、音楽は流れるわけはありません。音符を追っかけて弾いているだけでは本物の音楽とはなりません。

音楽を通して何が伝えたいのか、その表現方法としての声楽でありピアノの演奏です。私にとってピアノは自分で楽しんでいるだけですが、「ピアノの呼吸法」という言葉から何か新しい世界が広がったような気がします。

2017年2月13日月曜日

シクラメン 続き



去年の12月21日のブログ
ほったらかしだったシクラメンが咲き出いていますと・・

今年になって、まだまだ、どんどん、咲き続けます
葉の陰にはツボミがいっぱい控えています

本当に何にも手入れしなかった先シーズンの鉢です
我が家を気に入ってくれてありがとう!

2017年2月12日日曜日

料理のこと 2

自分の息子が料理好きに育ったと記す母の投稿。

男性たるもの、仕事だけでなく、料理ができて生活者として自立するのが大切だと長男が生まれたときに考えたこの母。

料理好きの母を見て育った息子は2、3歳の頃から台所でお手伝い。小学校一年生の時には、母が仕事から戻ると、家族6人分のポテトグラタンが作ってあった、と。

大学生になると、中華鍋とマイ包丁を持って下宿生活を始めた息子。母の手抜きの食生活を戒めるほどに。結婚後は奥さんが大喜び、週の半分以上は食事を作る息子。

我が家の息子もまさしく同じ。特に料理が好きでたまらないタイプではないけれど、料理が全く苦にならない。一人暮らしの時も、結婚後も、そして今は育児も含めて見事に家事をこなす日々。

去年のクリスマス、お嫁さんの実家で三家族が揃った日も、料理番としてさっさと夕食を用意。孫くんがジジババからもらったミニキッチンで遊ぶのが大好きな3歳になったのも楽しい。そう、父ちゃんを見習ってしっかりお料理できる男性になろうね!



2017年2月11日土曜日

料理のこと 1

「共感してもらえるかわからないが、料理には瞑想的作用が強く働く。脳が休まり、心が浮遊する。じゃがいもの皮をむいたり、肉をあぶりながら、タレをかけたりすることで、頭もふっと息をつける。最高のアイディアが降りてくるのは、玉ねぎを刻んでいるときや、カスタードクリームをかき混ぜているときだったりする」

イギリス人の食に関するジャーナリスト、マイケル・ブースさんの言葉。わかるな・・・台所でカタカタやっているとホッとしている私がいるもの・・・

「不確定な時代にこそ、料理の力が求められている」という彼の記事のサブタイトル。

少々オーバーかな、と思わないでもないけれど、人にとって料理の持つ力は、単に「食べる」だけのためではない、それは強く感じる私。ついつい作りすぎるのが問題だけれど・・・

2017年2月10日金曜日

ご近所の山


信州にあらず
ご近所の山がこんなに白く

今週末もまた荒れるとか・・・
車いすフェンシングの合宿があるんだけどな
車いすを使う仲間は雪になるとお手上げなんだけれどな

2017年2月9日木曜日

佐藤初女さん写真展

  



素敵な言葉をいっぱいいただいてきた佐藤初女さん
亡くなって一年が過ぎました

最晩年の初女さんを撮影した写真家オザキマサシさん
モノクロの写真が並んだ写真展

シルエットがフワッと浮かび上がる岩木山
静かな森のイスキアの日常がそこにありました

90歳を越しても
ご自身のことよりも周りの人のことを考え続けた初女さん
オザキさんから直接お話を伺うこともできました

オザキさんの写真集のタイトル

「佐藤初女 森のイスキア
ただただ いまを 生き続けるということ」

人生の大先輩から、また大きなメッセージが届きました

今までも何度か記した初女さんのこと

2017年2月8日水曜日

Room Share

娘がワシントンDCからニューヨークに引っ越し
家賃の高いニューヨークですから、Room Shareです
ネットで探して条件の合う部屋を見つけました

数年前に長年のパートナーだった犬と別れた娘
今回のルームメイトは犬を飼っています

「犬とすぐ仲良くなったからルームメイトにも気に入られた」と


一人でゆったり過ごしていたDCの生活から共同生活へ
大きな環境の変化にもしなやかに順応していく娘です

ガンバ〜れ、と声援するだけの母親ですが
心底、娘の行動力に脱帽なんです


2017年2月7日火曜日

朝の影絵

朝7時ごろ
リビングの東の壁にこんな影が
冬の夕方、影絵ができることはあるけれど
朝に、なんで・・・???

庭に出てみて納得
お向かいの家の窓がこんなに光っていました


          朝の強烈なスポットライトが作った影絵でした

2017年2月6日月曜日

発達障害

夫の行動が普通でない、その原因が発達障害かもしれないと言われた妻。結婚38年、夫の異常行動が自分に問題があると自分を責め続け、うつを繰り返したとあります。意を決して自分自身のカウンセリングを受けたこの妻に伝えられた言葉が「夫の発達障害の疑い」。

今まで夫の言動で悩んでいたことが、全て「腑に落ちた」、そして自分が救われたと。これからは我慢するのではなく、工夫することで夫と付き合っていきたい、と記す妻。自分を大切にして生きていきたいと希望を語ります。そして、同じような境遇の人に対して「決して自分を責めないで」との言葉を送ります。

長い年月、悩み苦しんだ自分の経験を言葉にまとめるのはどれほど大変だったことでしょう。精神疾患として個人に病名の「レッテル」を貼り付ける、診断することの是非をいつも考えてしまう私ですが、この方のようなケースを読むと、病名がはっきりするからこそ、新しい人間関係を作っていこうと思うきっかけが与えられることがあるのを知りました。 

いつも何気なく読んでいる投稿の欄ですが、これを読んだ日はしばらく静かに呼吸を整えていた私です。


2017年2月5日日曜日

さびない鍬(くわ)

冬にも畑の仕事をしています・・という投書
草取りをし、田を耕すのは15年来使っている「みつまたの鍬」
使いこんだ鍬の先は不揃いになっているけれどまだまだ現役

筆者の若い頃からの信念は
「さびない鍬でありたい」
頭も体も使い続けていればさびない、とも

一年の作業は全てこの一本の鍬で
この投書の主、おんとし96歳とあります

う〜ん、すごい先輩だ!



2017年2月4日土曜日

尾道デニム

穴の空いたジーパン
古着屋さんで高い値段のつくジーパン
不思議な世界があるものだと思っていた私


尾道デニムプロジェクト
備後(びんご)地方で作られたデニムを
色んな職種の人にはいてもらう
新品を2本預け、一週間ごとに一本を回収
専門の工場で洗濯と乾燥をして色落ち具合をチェックする

ビンテージデニムにふさわしい風合いになれば
それが商品として店に並ぶことに
そのデニムをはいた人の「職業履歴」がタグづけされる

一本が4万円を越す値段になることもあるとか

はき古した人と、購入した人
デニムを通して人と人がつながるプロジェクト

不思議な世界・・・



2017年2月3日金曜日

白バラ



白バラのプレゼント

「お誕生日お花交換三人組」の二人からいただきました

何年かぶりに三人揃ってのランチもできました

気楽にお喋りできるのは本当に久しぶり

それぞれに介護や仕事、あれこれあります

みんなの経験を共有しつつお付き合いが続きます

これからもよろしくお願いしますね!

2017年2月2日木曜日

92歳

「このところ努力しないとできないことが増えたわ」

久しぶりに電話がかかってきた叔母の言葉

今までできたことが難しくなってきた、とも

会話はいささかのズレもなく私の健康を気遣ってくれます


2月2日、叔母の92歳の誕生日

素敵な会話がこれからもできますように

2017年2月1日水曜日

朝日スポーツ賞 #2

12月8日のブログで書いた朝日スポーツ賞の授賞式が行われました

日本財団パラリンピックサポートセンターの働きが大きく認められたのです

パラサポ小澤直常務理事のコメントもぜひお読みください

車いすフェンシングもがっちり支えていただいています

虎ノ門の一等地にあるパラサポのオフィスです