2018年6月30日土曜日

専門医からのメッセージ

長谷川式認知症スケールを40年以上前に考案した老齢医学の専門医長谷川和夫医師。ご本人が認知症と診断されました。ご自身の認知能力の変化を伝えることで、認知症に対する考え方を変えていきたいと思っていらっしゃるとか。

過去のことを忘れてしまい、現在とのつながりがわからなくなる不安感を抱いているのが認知症の人。

そんな人たちに接するための長谷川医師からの五つのアドバイス。
1)認知症の人と目線を同じにする
2)笑いを忘れずに、微笑みももって接する
3)認知症の人の生活はシンプルに
4)認知症の人に役割を持ってもらう
5)一人一人、かけがえのない存在として認め合う

日常の介護ではなかなかできないこともありますが、このようなアドバイスを知っていることは大切です。笑えないと思っても笑顔を無理にでも作る、そんな心がけで状況が変わってくることも・・・

ラジオの放送ではご本人の声のメッセージもありました。

「私は長谷川和夫といいます。私も認知症と診断されました。大丈夫です。明るい気持ちで、笑いを忘れないでください。自分と家族、知人を大切に、自分の生きていく道を歩んで行ってください」


2018年6月29日金曜日

コロコロ


ずいぶん昔に購入したマッサージのコロコロ
最近改めて大活躍
特に頭の上をころがしています

タオルをかけた頭を「ぞうさん」が動き回ります
耳の後ろに痛いスポットがあったり
毎日気になるところが変わります

頭の中のトレーニングも大切ですが
頭皮マッサージも必要かと・・・
気持ちのいい「コロコロ」なんです



2018年6月28日木曜日

アフリメディコ

昔の日本の家庭にあった「富山の置き薬」。それをアフリカで実戦しようとしているのがアフリメディコというグループ。

タンザニアでの活動を紹介したラジオ情報。アフリカにおいて比較的治安が安定していると言われる現在のタンザニア。日本の戦後の状況に似通っているのだそうです。

インフラがまだ十分に整備されていない。大家族で生活している。健康保険などのシステムができていない。

頭痛薬・胃薬・傷薬・包帯に加えて、マラリアの検査キットが常備され、病院に行く前段階での判断ができるのだそうです。2016年5月のスタート時、たった5軒だった参加家族が今は100軒に増えているとか。お薬の配布だけでなく、医療知識の啓蒙にも努めているのがアフリメディコの活動。日本の昔の知恵が遠いアフリカでお役に立っているのはすてきです。

体調が悪くなれば医療機関にかかるのが当たり前になっている現代の日本の生活。自分の体のことなのに、自分で判断することをせず、誰かに「お任せ」してしまっているような時代。Self Medicationということばをもう一度考えてみる必要がありそうです。氾濫するネット上の情報に翻弄されることなく・・・

2018年6月27日水曜日

「ドラマチック」


夕方の雲 光が素敵なので写した写真
iPhoneに「ドラマチック」の表示のある写真が登場
こんな光になりました


普通に写したらこんな感じ
こっちの方がいいかな・・・

2018年6月26日火曜日

お弁当


息子が作ったけいちゃんのお弁当です
お弁当箱はAmazonで手に入れたとか

しゅうまいにたくあん、ごはんにふりかけ
アメリカ生活でも食事は日本食の多い家族

キャラ弁ではないけれど
忙しい朝の時間に用意する息子も偉い!
ブロッコリーはまっすぐに入れようね・・・
なんて細かいことは言わないようにしようっと

2018年6月25日月曜日

縦書き


縦書きが苦手です
文字がまっすぐにならないのです
すてきな一筆箋にメッセージを書こうとしても
フラフラした自分の字が嫌になります

極細の筆ペンを手に入れました
微妙に色が違う5本が入っています
墨色・青墨・水浅葱・千歳緑・檜皮色
優雅な名前がついています

気軽に使えるこの筆ペンで縦書の練習です
「書く」ことに意識を向けて
背筋を伸ばして挑戦中

2018年6月24日日曜日

丁寧なことば

「いつもきれいにお使いくださりありがとうございます」。最近、公共トイレで見かけるようになったことば。このことばには「トイレを汚す人がいて困っています。汚さないでくださいね。おわかりですね」そんな意味が含まれているような気がする、とラジオから流れてきました。

近頃、耳にしたり、見かけることばが丁寧すぎるな、そこまで言わなくても、と感じることが多いこのごろ。私の耳がピンと立ちました。

コメンテーターは気になる表現を並べます。

・ご注文のお品は以上でおそろいでしょうか?(注文したのはラーメン一つだよ)

・夜には気温が下がります。何か羽織るものを持っておでかけください。
   (ありがとう、でも自分で考えるよ)

丁寧なことばを使うことで相手の気持ちを考えているように見せていて、本当は相手のことは考えていない。クレームをつけられないように前もって対策している。そんな気配を感じる表現はかえって失礼だとこのコメンテーターは言います。

他人の気持ちを忖度する社会。言いたいことを自然に言うのが難しくなっていく社会。今の日本はそんな社会になっているのでは、と締めくくっていました。

小さい頃からことばの間違いを祖母からしっかり修正されて育った私。「おかしな表現」を聞くと今でも私の「ことば受信機」がピッピッと反応してしまいます。




2018年6月23日土曜日

200年の老舗




京都市上京区下立売智恵光院西入山中油店
創業200年の老舗

先日京都に来た叔母の「クラスメート」のお店
突然の訪問で友人にはお目にはかかれず

風格あるお店にはオリーブオイルなど
モダンな商品も並んでいます

京都の奥深さを改めて再確認




2018年6月22日金曜日

アジサイづくし


友人宅の庭からやってきたアジサイたち
まっすぐには向いてくれない
小さな花瓶をそれぞれ使って
グループ写真としました

来年に向けて挿し木が忙しくなりそう

2018年6月21日木曜日

形の美

NHKの日曜美術館で目にした柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さん。本年96歳、現役の染色作家。

日常生活で普段目にする物にも「形の美」を見つけて楽しんでいらっしゃる様子。大学で教鞭をとっていた頃は気むずかしい先生だったという方が、日々の生活の全てが「うれしくてしかたがないの」とおっしゃる日常生活が映し出されていました。

長年、染めの作品を二人三脚で制作してきた方が驚くほどの大きな新作のアイディア。染め上がった作品の黒い模様は躍動感に満ちています。

展覧会に展示された布の数々は存在感を示しながらも穏やかに揺れています。年月を重ねた作者のたどり着いた心境は、全てを包み込み暖かさにあふれています。

このところお元気な90歳を超えた方々との時間を過ごせたラッキーな私。テレビを通しての偶然の出会いにも改めて感謝でした。

2018年6月20日水曜日

畑報告

枝豆

パプリカ

ミニカボチャ

ズッキーニ

きゅうり

ミディトマト(ミニより大きめ)

2018年6月19日火曜日

揺れましたね・・・

6月18日午前7時58分
「オッ、揺れてる・・・」
「地震です」とスマホが大声を出しました
目の前のこけしが倒れたけれど
我が家では全く被害はなし

すぐにあちこちから電話やLINEが入りました
「大丈夫?」と
アメリカの子どもたちからも

大阪の被害が続々報道されます
犠牲者もでてしまいました
電車や地下鉄がストップして
通勤通学途中の人たちが足止めに

水道やガスが止まってしまった地域もあちこちに


夕方震度3の余震が京都にありました

家まで歩いて帰る人がいるはず
一瞬の地震で生活が急に不自由になった人も多いはず

いつもと同じペースで一日が過ごせたことに改めて感謝
と同時に被害を受けた方々の今日を思った夜でした

2018年6月18日月曜日

打ち言葉

数年前、LINEで届いた娘からの新年の挨拶
「あけおめ ことよろ」

アメリカ在住、日本情報はたっぷりの娘
彼女から情報収集する日本在住の母

文字は手で書かず、打つものとなってきた現代
表現があれこれ変わるのも自然なこと


「おk」「垢」「乙」「ま!?」ってわかりますか?

「OK」「アカウント」「お疲れさま」「マジ?」だそうです


打ち言葉とは「くだけた話言葉的文体」とのこと
絵文字やスタンプも含めて
現代風についていくのはなかなか大変

同窓生の女性からLINEの返事が届きました
「り」・・・・「了解」だそうです

2018年6月17日日曜日

かぶりつき


友人が急に誘ってくれた京都市交響楽団定期演奏会
座席は最前列
フルオーケストラのビオラが目の前

日本初演の短い現代音楽と
若いバイオリニストによるドヴォルザークの協奏曲
ピアニストでもある指揮者との短いアンコール

後半はチャイコフスキーの交響曲「悲愴」
消えゆく音を指揮者が抱きかかえるような終曲
しばらくの時が流れ・・

それから続くあふれる拍手
あまりにも長く続く拍手に最後はジェスチャーで
「もう寝ますね・・」と指揮者が

舞台の奥は全く見えなかったけれど
演奏者の表情や楽譜もはっきり見える席

首が痛くなるような角度だったけれど
すてきな演奏を堪能したコンサート

2018年6月16日土曜日

シャドゥピアノ


こんなピアノがあったら
ず〜っと弾き続けていきたいな
黒鍵の並びがちょっと変だけど・・・

2018年6月15日金曜日

ズルズル・・・

「あ〜っ日本に帰ってきた!」
そう言ってお蕎麦を大きな音を立てて食べる娘

「日本では麺類を食べる時は音を立てないといけない」
そう言われて、目を閉じながら
麺をすすろうとした息子のお義父さんはアメリカ人

大人気のマンハッタンのラーメン屋さんの外には長い列
「ラーメンをゆっくり食べるから待ち時間が長い」
と、娘の解説


麺をすする音を不快とする「ヌードルハラスメント」
そんな造語があると目にしましたことも

すする音を感知すると音楽が流れるフォーク
日清食品が開発したけれど予約はあまりなかったとか

落語の「時そば」での美味しそうな演技は
あのズルズル音がなければ表せない

日本人独特の音感覚
これはなかなか海外には広まらない様子


2018年6月14日木曜日

報道洪水の中で


歴史的な米朝首脳の初会談
新聞の文字の大きいこと
12日の夜から報道の洪水

確かに世界にとって大きな一歩です
メディアとして力が入るのは理解できます

13日朝、6時台のラジオ放送
北朝鮮とアメリカの専門家による解説
ニュースやラジオ体操以外の時間全てを使いました
7時はニュースの後に中国担当のNHK解説員
その次は韓国駐在スタッフによる解説

関係国に関する情報を耳から取得
映像がないラジオだけに解説内容に集中するからか
大まかではあってもとってもよくわかる
今後のことも含めてフムフム・・・

新聞も好きな私でも、今回は報道洪水の中で
この情報収集が「まる」!






2018年6月13日水曜日

裂果


ミニトマトが赤くなってきました
実の割れたものができてしまいました

調べると乾燥状態のあとの強い雨降りなどで
急に水を吸い上げて皮が破れることがあるそうです

太陽にしっかり当たらないと実は赤くならない
当たりすぎると皮が固くなる

小さな菜園でも工夫が必要ということ

今年の梅雨は晴れと大雨になりそうな気配
コントロール大変だ!

2018年6月12日火曜日

ケムラン

食事中にどこからとなくたばこの臭いが・・・
これでは楽しい食事も台無し

完全禁煙の飲食店を紹介するケムラン
「煙らない空気が何よりのごちそう」
そう気づいた女性が始めたサイト

ケムラン特派員として登録したユーザーが
自己負担で食事をしながら実地調査を行う

ボランティア仲間が作っていくようなサイト
掲載されているお店の数はまだ少ないけれど
完全禁煙が一つのステータスになれば・・


全国の都道府県の議会の禁煙率はまだ3割という日本
「喫煙も個人の権利」とおっしゃる国会議員も多数

「ケムランのページはもういらない」
そう言われる社会を目指したい
運営者の女性のことば

2018年6月11日月曜日

お墓参り


東京の叔母が従姉妹と一緒にお墓参りにやってきました
94歳、杖は持っていますがさっさと歩きます
耳は少し遠いですが、会話は全く不自由なし
記憶もびくともしていません
昔のこともついさっきのことも・・・

私にとって「昔」を話してくれる貴重な存在
今回も初めて聞くエピソード満載

一人暮らしで食生活も見事にコントロールしています
「大根を一本買うとね、半分はおろして冷凍するの
お味は落ちるけれど便利よ・・・」と

「私よりよっぽど元気よ
みんなでおばけねって言ってるの」
従姉妹が言います

こんなおばけなら大歓迎
素敵な人生の先達と過ごした午後でした

2018年6月10日日曜日

本当のトレトレ


15分前までお隣の畑にいた大根
本当のトレトレ
葉っぱも含めてしっかりいただきました
美味しいったらありゃしない!!

2018年6月9日土曜日

探してください


どこにいるかわかりますか?

はい、ここです
今は緑色です

我が家の「でっかい」住人です
身長は10センチ近くあります
時々、足下をジャンプして驚かせてくれます

2018年6月8日金曜日

主要農作物種子法

NHKラジオのコラムで初めて知ったことば:主要農作物種子法。米、麦、大豆の種子の生産と普及を都道府県に義務づけてきたこの法律が今年4月1日に廃止になりました。戦後の食糧不足を改善するために1952年に作られた法律

2016年秋、法律の廃止を規制改革推進会議が提案、2017年2月国会提出。法律の役目はもう終わっていて、民間の企業参入を促すというのが提案理由。3月には衆議院で可決・成立へ。2018年3月末に廃止となった法律。議論が十分であったかどうか、コメンテーターは疑問を呈していました。

地域に合った農産物を開発して生産農家に提供してきた仕組みが壊れてしまい、市場原理の導入によって海外からの大企業の遺伝子組み換えの種子が入ってくるのではないか、とのコメントも。

目下全国的にこの法律廃止に反対する運動も出てきているとのこと。全く知らなかった法律の廃止、そして今後のこと、もっとしっかり学んでいかないといけないようです。少々長いですが、こんな記事を見つけました。タネは誰のもの?


2018年6月7日木曜日

引き際

先日の神奈川県での交通事故
90歳の女性が起こした交通事故
死者が出た交通事故

「60年も運転している」
「足が悪くなったので近いところだけ」
「そろそろ免許を返そうかな・・・」

色々な気持ちが交錯していた様子
でも取り返しのつかないことに

90歳の人が逮捕された
その事実に胸が痛む


運転をやめる「停年」は自分で決められる

朝日新聞の天声人語にあったことば

人ごととは思わず心せねば・・・

2018年6月6日水曜日

野イチゴ





ある朝、庭に赤い物発見
例年より数の多い野イチゴ
「食べられるけれど全くおいしくない」とか

緑の中のすてきなアクセント
せっかくですからブログ登場です


2018年6月5日火曜日

おわびの気持ち


月曜日の朝、ポストに朝刊が入っていない
「あれ、今日は休刊日だったっけ?」
新聞配達店に電話しました
「申し訳ありません、すぐにお届けします」

本当に「すぐ」にキンコーンが鳴りました
ポストには新聞とおわびの気持ちが・・・

日本らしさのサービスですね
電話=10円玉
昔の公衆電話を思い出した朝でした

2018年6月4日月曜日

はだいろ

クレヨンの箱に必ず入っていた「はだいろ」。最近はこの名前がなくなっているのだそうです。新しい名前は「ペールオレンジ」や「うすだいだいいろ」。メーカーでは平成11年頃から名前を変えたとのこと。学齢期の子どもがいないとなかなか気づかないこと。

一つの色を「はだいろ」とすると、その色とは違う人の肌への「差別」となるからなのでしょうか?昔の日本でも、色白、色黒、色んな肌の色があったはずですが、最近ほどは気にならなかった、ということでしょうか?

確かに「はだいろ」と一つの色を指定するのは無理と感じられる世の中になったのかもしれません。多様性社会とは相容れないのかもしれません。

お絵かきの時には必ず使っていた「はだいろ」のクレヨン。箱の中でもドンドン短くなっていった一本。今の子は「ペールオレンジ」を手にして人の顔を塗るのかしら。ちょっと色黒だから、他の色も足して・・ということになるのかな。

2018年6月3日日曜日

夕方の庭






6月、梅雨入り前の貴重な晴れの日
静かに太陽が沈んでいきます

2018年6月2日土曜日

知らなかったな・・

ジュースのようなパックとなった
明治の「おいしい牛乳」
コンビニでミルクを買う時は
何となく手が出ています


改めてパックをよく見たら
内容量が900ml

牛乳パックは1000mlと思い込んでいました
実質値上げだったんですね
知らなかったな・・・

そいういえば
何となく早く空っぽになっていたような

2018年6月1日金曜日

すてきな午後

母の友人を訪問
97歳、耳は少々遠いけれど
会話は全く問題なし

周りの助けがあるとは言っても
毎日マーケットに出かけるのがお楽しみとか

母の思い出話をいっぱいしました
さぞかしクシャミをしていることだろうと・・・


叔母さまの幼少時代の思い出
戦後の話
最近のできごと
そして本に関してのコメント

お昼を頂きながら3時間以上
おしゃべりの種は尽きません

「長い人生、色んな方に出会ったこと
全てが感謝です」・・・と

素晴らしい先達とのご縁
私にとってもただただ感謝です