2009年9月7日月曜日

議員さん

私がシカゴの生活から京都に戻って、初めて京都国際会議場で通訳の仕事をさせてもらったのは、1987年の第一回世界歴史都市会議でした。たくさんの通訳仲間との出会いがあった、思い出深い会議です。そして、もう一つの鮮烈な記憶は・・・

日本の国会議員の方々のことです。会議の受付をしていると、秘書の方がまずいらして、その後に、文字通り「そっくりかえった」、つまり相当威張った感じの議員さんがいらしたのです。お名前は忘れたことにします。その方の、周りをバカにしたような、その態度に笑顔の下で猛烈に腹を立てたものでした。

次に受付にいらした方は、風呂敷包みから書類を出して、登録なさいました。お名前を見て、あとからチェックしたら、その方も「議員さん」でした。こんなに差があるの・・・というのが日本をしばらく離れていた「浦島太郎子」状態だった私の感想でした。

今日の朝日新聞夕刊の小さなコラム「素粒子」が目に止まりました。

国会議事堂の中にある書店の店主の話だそうです。

自民党の議員は、自分は偉いんだって勘違いしたのが多すぎる、と後ろ手におなかを突き出すジェスチャー。(私が見た議員さんと同じ!)買う本を通じて教養を把握しているだけに、敗因分析もなかなか手厳しい。

民主党の若手新人に対しては・・・これから勉強しますって言うやつが多いけれど、選挙前に勉強してから来いって。こんな厳しい世の中なんだから。

鋭いコメントですね。

さてさて、新人民主党議員さん、そっくり返ることだけはしないでくださいね。


PS: 今日二つ目のブログをアップすることにしました。出勤前のドタバタ時間でのアップはちょっと難しそうなので・・・

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