2009年9月9日水曜日

スワイショウ

私の朝の体操メニューはスワイショウ。両手を前後や左右に振るだけの動作。気功の中でも一番とっつきやすいものだと思います。

色々な説明があるようですが、私の場合は、単純に前後100回、左右100回を続けています。前後に手を振っている時には、できるだけ自然のままを心がけます。肩の張りが気になる時もありますが、無理なく、腕が揺れるのに任せます。

左右に振る時には、50回ぐらいまでは、手が下がった状態で行い、それからは、徐々に手を上げていきます。両手を組むこともあります。腕の高さによって、胴の回転位置が変わるのを感じながら、最後は両手を真上まで上げます。

その日によって微妙に体が違っていますが、スワイショウ200回が終わると、「さて、出発!」となるのです。

本来は、回数を数えることなく、ただただ揺れるのがスワイショウです。「40分ぐらい続けると効果的である」という文章がありましたが、他の説明にあった「回数・時間は適時」、つまり適当に・・・がいいと思います。自分の体が喜べばそれでいいのです。

先日読んだ「魂が癒されるとき」という本の中に、このスワイショウに関してのすてきな文章がありました。長いですが引用します。

「両 手をただぶらぶらと前後に振る前後のスワイショウの場合、ただ立って、同じ動作をずっと繰り返していくだけです。この運動は目に見えるもので、粗大な身体 の運動です。それが繰り返しひとつの動きを継続する中で、次第に肩周辺の微少循環が改善され、温かくなめらかな感じがしてきます。

そうす ると微細な身体の連鎖反応が起こって、心臓と脳の血液循環がよくなったり、肺経の通りがよくなることから大腸が刺激されておなかが鳴ったりということが生 じます。脳が外部にエネルギーを向けずに中心につなぎとめておくことができれば、この動きはさらにきわめて微細な身体の動きを引き起こし、気の秩序化が進 行します。その結果、深いところからの癒しの力が生じてきます。それはもう肺とか心臓とかいうことではなく、心身まるごとの調和の深まりというべきもので す。



ちょっと疲れたな・・・と思う時、スワイショウを思い出してやってみてください。

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