2009年9月1日火曜日

ブログの効用

去年の4月、本当に何気なく初めた「けやき便り」。「外」とのつながりが少なく在宅で母を介護した日々、ブログのネタを探しは私自身の世間を見る目を養っ てくれたように思います。短い文章の中に考えをまとめる作業は、いい頭の訓練となりました。そして何よりも、「読んでいるよ」と言って下さる方々との「つ ながる」感覚が私の大きな支えでした。

日本のブロガーの数は、今年の1月末で2695万人だそうです。海外ではブログの広告クリックで生計を立てる人もいます。「仕事」としてブログを書く人もいます。自分の趣味を発信しているうちに、その道のプロになった人もいます。

新 聞で見つけたあるブロガーは74歳の女性。ご主人が亡くなったあと、一人の生活を心配するこども達に、4年前からほぼ毎日夕食の写真とその日にあったこと などを掲載したページを届けているとか。いつでもどこからでも「お母さん」の様子がわかるので、こども達への安心感のプレゼントとなるブログ。アメリカに 住む次男から「日本食をうらやむ書き込み」があったり、ブログを見てくれた人との交流が始まっているとのこと。

そして何よりの効用はご自身の健康管理につながっていることだそうです。毎日、何を食べようか考え、それを写真に撮り、文章を書く。一人暮らしでも、「読者」とのおしゃべりができるのです。

何百人、何千人、何万人・・・の読者はいらないけれど、ブログを通してこころが通いあっているって、すてきなことですね。

今日から生活が「激変」する私です。これからも自然体で、おしゃべりを続けていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします!


PS: 下書きをしておいた今日の原稿ですが、さすがに初出勤の朝はアップする余裕はありませんでした。「無事」初日が終わって帰宅。Chuckもケージの中でおとなしかったようです。

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