2008年12月3日水曜日

Free Rice

台湾在住の友人が教えてくれたウェブページFree Rice、楽しいですよ、みなさんもぜひトライしてください。

最初のページに出て来る英単語の意味を以下の4つから選択します。発音がわからなければスピーカーをクリックします。

正解すると、お米20粒がスポンサーによって飢餓に苦しむ人たちに寄付される仕組みです。無料の英単語教材を提供し、同時に飢えをなくす活動に貢献するスポンサーからのお金は直接国連の世界食糧計画(WFP)に支払われ、お米の代金となります。

最初の単語を選択すると、次からは、レベルが選択できるページになります。現在12000語がレベル1から60までに分類されています。クリックする人の正解率の高い単語が「やさしい」レベルに組み込まれるのです。より多くの人がクリックすると、単語そのもののレベル評価が「普遍的なもの」になると書いてあります。そしてレベル50以上に進める人は「あまりいない」とか。レベル60に近づくと「大学教授」でもわからない単語となるようです。

3問正解を続けるとレベルが一つ上がり、1つ間違うとレベルが落ちるシステムで、これは「one-to-three ratio」と説明してあります。私自身、色んなレベルを行ったり来たりしていて、なかなかBest Levelが上がりません。(レベルは内緒・・・)

出題されている単語がわからない・・・選択する単語もわからない・・・というような状態で選択を続けていたとしても、発音はチェックできますし、間違った単語はしばらくすると再度出てきますから、何となく身近になってきます。もちろん、辞書で意味を調べれば最高ですね。

Free Riceには英単語だけでなく、他にも色んなカテゴリーの問題があります。Change Subjectsをクリックすると色々な項目が表れます。数学(これは簡単)、化学(化学記号を見るなんて何年ぶり?)、美術(有名絵画の作者は?)、地理(国の場所、首都の名前?)、英語の文法、フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・・・いずれも正解はお米20粒です。

「やり出したら止まりません・・・」と友人のメールにあった通り、これはやみつきになりますよ。お米を増やすのも楽しみですが、間違うと、ついつい「もう一回!」となります。

インターネット上で「タダで」学べるページは数多くありますが、楽しみながら世界の飢餓撲滅に貢献できるのですから、何ともすてきなシステムです。2007年10月にスタートしたこのFree Rice、今後もより多くの人がクリックしながら学び、そして寄付ができればいいですね。

PS: WFPは一人一日に400グラムのお米を配布すると計算します。1グラムは48粒とのこと。さて、何人分の何日分に貢献できるかな・・・そう考えるのもすてきですね。

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