2011年4月22日金曜日

本当のスタンバイ

今回のアメリカ旅行で、初めてのスタンバイを経験している私です。14日、日本からのフライトは、デルタもSouthwest Airlinesも「席を押さえられるスタンバイ」だったのですが、今回のボルチモアからシカゴまでの往復では「本当のスタンバイ」を経験しました。

「席を押さえられるスタンバイ」と「本当のスタンバイ」の違いを息子が説明してくれましたが、まだはっきりわかっていない私です。ただ「席を押さえられるスタンバイ」の方が、乗れる確率が高いので、チェックインの荷物がある時は、それでないとややこしくなるのだそうです。

さて、18日、イースターウィークが始まる月曜日、スタンバイには厳しい条件です。空港に送ってくれた息子が、スタンバイの乗り方指南で一緒にゲートまで来てくれました。

まず、空港のチェックインカウンター近くにある「自動発券機」で、予約番号を入れて、Security Document、つまり、セキュリティーチェックポイントを通過できる券を手に入れます。通常は搭乗券を持ってセキュリティチェックを受けるのですが、スタンバイの人にはまだそれがありません。出発2時間前から発券可能です。(20日、シカゴから戻る時、2時間より2分ほど早く発券しようとしたら、ちゃんと2時間前から、という表示が出ました。)

セキュリティーチェックを受けて、出発ゲートに向かいます。そこからはただひたすら待つのです。搭乗カウンターで、「何時頃にボーディングパスが受け取れますか?」と質問をしておきますが、「搭乗が始まってから」という返事が返ってくるだけです。

Southwest Airlinesの場合、到着便からお客が降りて、すぐに搭乗が始まりますが、その時に、名前を呼んでもらえれば、その便に乗れるということです。もし呼ばれなければ・・・「次」の便のゲートに急ぐことに・・・

20日の夜の1228便は到着が1時間近く遅れていました。残り席は二つだと言われていました。「一つでもあれば、いいのだから」とこころの中で思っていた私。ただひたすら待っていました。そして、カウンターのお兄さんが、近くにいた私に目配せして、「乗れるよ・・・」。

ボルチモア到着までの1時間と少し。真ん中の席でずっと寝ていた私。席はどこでも乗れればいいのです、スタンバイは!

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