2011年4月18日月曜日

お見舞いのことば

14日、シアトルからシカゴのフライトで隣に座った女性と少しおしゃべりしました。日本からのフライトの乗り継ぎであることを話したら、大震災のこと、とても気になっていると言ってくれました。短いことばにその方のやさしさが込められていました。

15日、食料品の買い出しに行った時、レジの女性が、「欲しいものちゃんと見つかりましたか?」と声をかけてくれました。アメリカのスーパーではこんな風におしゃべりがスタートすることがよくあります。

日本から来たところで、今日は日本食を作るのだと言ったら、そのレジの女性はすぐさま大地震の話題を口にしました。ご主人の友人が現在日本にいて、なかなか連絡が取れないこと、海軍にいるその友人のことがとても気になると話してくれました。「日本の大震災のことは、毎日ニュースをチェックしていますよ。彼のところは赤ちゃんができたばかりだから、余計に気になるのだけれど・・・」と、知人が日本にいるからこその心配をしていました。アメリカ軍の大きな救援活動に日本のみんなが感謝していると伝えたら、「困った時には助けが必要だもの、お役にたってよかった」と言った彼女です。

アメリカのテレビも大震災の報道は少なくなってきているようですし(もっとも、私はほとんどテレビは見ていませんが)、ほとんどの人にとって日本は遠い国です。ですが、見知らぬ人から「お見舞い」のことばをかけてもらうと本当にうれしくなります。気にかけてもらうことのうれしさなんですね。

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