2009年11月26日木曜日

三重苦

三重苦といえば、見えない、聞こえない、話せない。ヘレンケラーのような人を指しますが、ここでの三重苦は「読めない、書けない、呼びにくい」名前のことです。

女の子の名前から「・・子」というパターンが消えてから、もう随分たちました。最近の赤ちゃんの名前は女の子だけでなく、男の子の名前もユニークなものが増えているような気がします。

2008年の人気の名前を以前ブログにも書きました。赤ちゃんの名前

名前の響きが良く、個性的で、外国人にも発音しやすい、などがユニークな名前をつける親の考え方だそうです。今の子ども達がおとなになる頃には、「・・子」という名前はほぼ消滅していて、今風(いまふう)の新しい名前が普通になっていることでしょうね。

「子 どもの名前には親の知性や品格、センスなどが現れる一方で、基本的な常識や語学力の乏しさも露呈する」という手厳しい指摘を目にしました。思い入れ一杯で あっても、その名前を一生持ち続けるのは子ども自身であることを、しっかり自覚して名付けてほしい、というこの著者の考えであるようです。

わが家と言えば、子どもの名前を考えたのはもう30年以上前のこと。幼稚園の子どもでもわかる名前です。息子は「語呂」が好きだったからという単純理由。娘の名前は「ひらがな+子」。私と同じです。

アメリカに生活する二人、息子の短い名前はとても簡単に呼んでもらえます。娘の方は母音の並びが少々混乱するようで、彼女はずっと前からニックネームを通称として使っています。

私自身、自分の名前は大好きです。親が名付けてくれた理由も知っています。これからもこの名前と仲良くつきあっていこうと思っています。

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