2009年6月1日月曜日

英語上達の極意

わが意を得たり・・・の新聞投稿記事を読みました。「英語学習の前に」というタイトルで、劇作家の土田英生(つちだひでお)氏のご自身の英語経験を踏まえたコメントです。

「当 たり前のことだが、表現したい欲求があって、その道具として言葉は存在する。まずは日本語で人と会話を弾ませることができない人が、英語を覚えてどうなる というのだろう。自分のやりたいことや考えがあり、それを共有したい人々がいる。それに伴って表現したいことが出て来るのだ。そうした核がない状態で英語 という道具だけを持っても無意味なのではないかと思う。」

「私の英語力は貧弱だが、それでも演劇関係の人と会話をする時は、想像力を補い合えば結構話は弾む。それは演劇をやっている者同士、概念を共有出来るからだ。いくら英語という技術を持っていても、話している内容を理解できなければ話はできない。」

「極端な表現になるが、まず日本語をこそペラペラしゃべれるように訓練する必要があるのではないか。」

まさしく、その通りです。日本語を正しく、明確な発声・発音で、そして「楽しく」話すことがまず第一です。日本語の上手な人は英語も上達します。その人は「話したいこと」をしっかり持っているからです。

英語上達の極意(ごくい)、それは日本語の習得から!

子ども達に英語を学ばせたいお父さん、お母さん、みなさんの日本語は大丈夫ですか?

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