2008年8月25日月曜日

さて、次は・・・

連日の興奮と大きな余韻を残した北京オリンピックが終了。「さて、これから・・・」とパラリンピックに参加する「パラリンピアン」は、最後の調整に追われる日々。開会式は9月6日。会期は10日間。

今回のオリンピック種目のオープンウォーター女子10キロに義足の選手が出場していました。もともと競泳選手だった南アフリカのナタリー・デュトワさんは、2001年に交通事故で左足を失ったのですが、事故の3ヶ月後には泳ぎ始め、健常者の大会に挑戦し続けて今回の北京オリンピック出場資格を獲得。成績は25人中16位。

2004年のアテネ・パラリンピックでは金5個、銀1個を獲得したそうですから、パラリンピックではダントツの実力者のようです。「パラリンピアン」としてだけでなく、「オリンピアン」としての可能性に挑戦した彼女の意気込みは、「私は水の中では自由。足が無いなんて思ったことはないし、これからも健常者と競い続ける」というコメントに表れています。

障害があっても自己の可能性を最大限に生かしていこうという生き方は、私が障害者スポーツ、「車いすフェンシング」に関わったこの10年、多くの仲間たちから学んだことの一つです。身体の障害だけではありません。競技スポーツを続ける上での経済的、時間的、そのほか諸々の「障害」を乗り越える努力が絶えず必要です。

その努力の結果選ばれた選手たちが競技するパラリンピック。一人一人の選手のドラマはオリンピックの選手に勝るとも劣ることはありません。競技の後、喜びの涙を流せる選手は一握り。でも悔し涙のあとの笑顔は何ともすてきです。その笑顔をいっぱい見せてもらった私は9月6日からのドラマの開幕をワクワクしながら待っています。

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