2011年3月29日火曜日

安全神話

「原発安全神話はいかに作られたか」 今朝の内橋克人さんのビジネス展望のタイトルです。(前回は3月16日のブログに記載)

1982年に「原発への警鐘」という本を出された内橋さんは、その後も日本における原子力発電所の実態を見つめ続けてこられました。

日本では原子力発電所の設置予定地でのヒヤリングを行ってきています。その場面で、「事故になったら一体どうやって避難するのですか」という住民の質問にも、「この場はみなさまのご意見を伺う時ですので、当方の意見を表明することは控えます」という返答をするばかり。

一方、原発を一般に「宣伝」する作戦は壮大な規模で展開されたとのこと。原発反対意見に対する、抗議作戦。小学校から高校まで、環境教育の一環としての原発是認(ぜにん)教育。そして、著名な「文化人」による原発施設訪問記事。いずれも膨大な費用を使って行われたのです。

内橋さんが紹介されたアメリカ、ピッツバーグ大学のThomas F Mancuso 教授。原発で働く人の健康問題をリポートして、反原発運動の象徴的存在になった方(日本語では検索しても何も出てきませんでした。探し方が不十分なのでしょうか・・・)

マンクーゾー教授が取材した内橋さんに言われたことば:
「アメリカに比べて国土が狭く、人口が密集している日本。もし原発が事故を起こしたら、どこに逃げるつもりですか?広島と長崎で二度も悲惨な経験をしているではありませんか。」

静かにそう語られたそうです。

鎌田實医師もご自身のブログの中で、今後のエネルギー政策に関して「発想の変革を」と書かれています。過去と現実をしっかり見つめ、私たち一人一人が自分の課題として考えていかないと、と思います。


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