2011年2月21日月曜日

中国英語事情

だいぶ前のことです。アメリカABCニュースの女性キャスターが中国での取材を続けていました。北京や上海のあちこちを回って、レポートをニュースで流していました。中国の教育事情を知るために、幼稚園を手始めに、小学校、高校に出かけ、生徒や学生たちと直接話している場面が次々にオンエアされました。

幼稚園では、英語の授業を視察。小学校では、生徒達から色々な質問を受けていました。物怖(ものお)じせずに、「どこから来たの?」「何をやっているの?」と質問が飛び交(か)います。

そして、高校では、現在の生活に関してのディスカッションを学生達と一緒に繰り広げます。彼らもとても自然に自分の意見を英語で話していました。

10 年前ぐらいのこと、初めて車いすフェンシングの香港遠征に同行した時のことを思い出しました。担当者のことばがわからず、「英語で話してください」と言って、 「英語で話しています!」と怒らせてしまった私です。その香港の人の英語は、中国語のリズムで英語の単語を使っているような話し方だったので、私の耳には 中国語にしか聞こえなかったのです。

それに引き替え、テレビの画面に出て来る中国の子ども達の英語は、何ともスムースでわかりやすいもの でした。英語のネイティブの人が、スムースに英語を話す外国人に、「あなたの英語はアクセントがありませんね」とよく言いますが、まさしく、現代の中国の子ど も達の英語は特異な「アクセント」がないのです。

大学院を卒業して企業弁護士をしている26歳の女性と、同い年で同じ名前のアメリカの女性の日常を 比較して、その二人がテレビ電話で話している様子も放映されました。この女性弁護士の、これまた、自然でスムースな英語には驚きました。留学したのでな く、国内でしっかり英語を勉強した彼女が、英語を自分のものとして自由に話していました。

さてさて、振り返って日本の英語事情は・・・世 界は「英語が話せて当たり前」になってきている中、自分の実力を世界の舞台で発揮するためにも、日本の若い人たちがもっと自由に英語をつかいこなしてほしいものです。英語は世界への扉を開く手段です。目的ではなく、その先を目指してほしいのです。

公立の小学校でも英語を教える時代となりました。まずは子どもたちに英語と仲良くなってほしいものです。

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