2018年1月8日月曜日

星野仙一さん

一人の人が亡くなって、こんなに新聞で大きく取り上げるのですね。星野仙一さんの記事、紙面のあちこちにいっぱいでています。どれだけ惜しまれて亡くなったのかがわかります。

多くの人のコメントを読んでいて、星野さんの監督としての大胆さとその裏に秘められた心遣いを感じます。熱血監督として怒りの感情を大きく表す人は、選手の成功を心から喜び、一緒に涙する人だったようです。

選手の家族、球団の職員、全ての関係者に心を寄せていただけでなく、取材する記者たちとも一緒に食事をしていた、とありました。自分にしっかり対峙してくれる星野さんに、心から信頼と尊敬の念を抱いていたはずです。

上から見下ろすことなく、いつも同じ目線で会話ができる。大胆さと細やかさを併せ持っている。人は亡くなったあとにその人の評価が決まるのですね。「熱血でありつつ、独善に陥らない」天声人語にあった言葉です。

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