2016年8月30日火曜日

講演会「生きるということ」 #2

細谷亮太先生の講演会で見た二つ目のDVD、18歳で亡くなった女の子のお話でした。

生まれつき心臓に欠陥があり、8歳の時、ドイツで心臓移植を受けました。その後、体型が変化して呼吸がしにくくなり、人工呼吸器の装着をしたのが15歳の時。声を出すことはできなくなりました。

自宅で、ご両親との生活を望んだこの女の子は、筆談や携帯での文章入力でコミュニケーションを続けます。徐々に体全体の機能低下が進み、腎臓がうまく働かなくなりました。透析をしなければならない状況です。でも、そこで彼女は透析を受けないという選択をします。「命は長さじゃないよ、どう生きるかだよ」と主治医の先生や両親に伝えます。

日に日にむくみがひどくなる娘を見て、こころが揺れる父親は主治医に相談します。「何としても治療をうけさせて、一日でも長く生かせてやりたい」と。改めて本人の気持ちを聞く、ご両親と主治医。そこでも彼女の決意は変わりません。「私が決めたのだから、どんなことになってもちゃんとするから・・・」と。

そして、彼女は最期は眠るように旅立ちました。両親や周りの全ての人に感謝のことばを記した手紙を残して。

「両親との楽しい時間がいっぱいできました」「大好きな海のにおい、そしてやさしい人たちのいいにおいを私は忘れません」


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