2012年10月27日土曜日

決められる政治を

先日丸一週間の「里帰り」が実現した娘、日本の秋をゆっくり楽しむことができました。

アメリカの永住権を持つ娘は、市民ではありませんから、投票権はありません。「大統領選挙はうるさいだけなんだよ」ということばは、「どうせ投票しないから」というより、アメリカの選挙の「非難合戦」はたまらない・・・というニュアンスでした。

日本でも政治家が口を開けば自分たちの「仲間以外」への非難の言葉。お互いに非難しあってばかりでは、国民にとって本当に必要なことをどうやって決めていくのだろう、それがとても不思議です。

アメリカで「ノー・レーベルズ」という運動が動き出しているそうです。党派のラベルを貼らない、そう名付けられたこの運動は、解決すべき課題を探り、提言することを活動の柱とするとか。 政治家に超党派での協調をうながし、「決められる政治」の実現を目指します。若者も多く参加するこの活動に賛同の意思を示す超党派の政治家も増えているようです。

石原東京都知事が辞職して、日本の政界も揺れているようです。政治家個人の主義主張をぶつけるためだけに議論するようなことはもうやめてほしいのですが・・・

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