2012年10月11日木曜日

原発作業員の現実

東日本大震災、福島原発事故発生から1年と7ヶ月。時の流れの中で、ともすれば忘れてしまうのが、事故を起こした原発で働く人たちのこと。

事故発生後、身の危険も顧(かえり)みず、事故対応に当たった作業員の人たちを「Fukushima 50」として 内外の報道機関が大きく伝えていましたが、今現在も2000人近い作業員の方々が日々、高い放射線量のもとで働いているのです。

その作業員の写真を26歳の写真家、小原一真(おばらかずま)さんが撮り続けていることを知りました。 http://news.nicovideo.jp/watch/nw367066

原発で働く理由はそれぞれに違う作業員たちと親しくなる中で、この人達の存在を伝えていきたいと強く感じた小原さん、今年の夏にスイスの出版社から「Beyond Fukushima  福島の彼方に」という写真集を出しました。http://resetbeyondfukushima.com/

福島の取材を続ける小原さんは、大きな事故によって生活の激変を体験している福島のこどもたちが、おとなのすることを、良いことも悪いこともとても的確に見つめていることに気がついたと言います。そのこどもたちが描く未来像のためにも、現実をしっかり伝えていきたいと考えているのだそうです。

今後、事故の終息作業をする作業員の確保はより難しいものとなっていきます。とてつもなく長い作業が今後予想されているのです。

私達は将来の世代に大きな「負担」を負わせてしまいました。原発の作業員の方々へのより適切な対応とともに、少しでもその負担が減らせるために何ができるのか考えたいと思います。

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