2011年7月12日火曜日

丸四ヶ月

3月、寒かったですね
7月、猛暑ですね
丸4ヶ月たちました

7月11日NHKのお昼のニュース
ご両親が亡くなり、奥さんと子ども二人は行方不明という男性
家の跡地で、5つのコップを並べて手を合わせていました

「日に日に厳しさがつのります」
目頭を押さえる男性でした


ここまでは、テレビのニュースで目にしたことを書きました。
12日朝日新聞の朝刊にこの男性のことがありました。

岩手県山田町に住む五十嵐康裕さん(47歳)、漁師さんです。地震のあとには津波が来る。生活の糧のため、沖に船を「逃がしに」行くのが漁師の鉄則。海から戻ると家は土台を残して全てが消え、6人家族のうち一人だけ残されたのです。

自宅跡に5つの茶碗を毎朝供えて「家族」に語りかけます。

津波が来た場所には二度と家が建たないように、行政を「がんがん」つついてくれ、と五十嵐さんは取材した記者に言ったそうです。

「国が土地を買い上げてでも、そうするべきだ。ほっといたら、また家がたっちまうって。そしたら同じことの繰り返しだ。作業小屋だの家だのはまた造れるけれどよ、家族はもうつくれねえんだぞ。」

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