2010年4月18日日曜日

串のないダンゴ

少し時季はずれになってきましたが、まだ和菓子やさんの店先にあるのが「花見団子」。この「はなみだんご」を検索してでてきたウィキペディアの花見 のページ。(桜の写真 も一杯ありました)

京都・宇治の茶団子など、串のない団子だって色々ありますが、今日のブログは串のある「花見団子」をイメージしていただかないといけません。

「串のないダンゴ」ということばは、ラジオのスポーツ解説で耳にしました。6月11日から始まるサッカーワールドカップに出 場する日本チームのことを話していました。

先日のセルビア戦、3対0の完敗。とにかく点の取れな いジャパンです。

ダンゴ一つ一つはフォワードの選手のこと。色んな特徴を持った選手がいて、その選手たちを存分に働かせるために「串」が 必要なのだそうです。この場合の「串」は、フォーメーションであり、ボランチであり、監督の統率力であり・・・色んな意味合いがあるのですが、単に、優秀 なフォーワードを並べただけでは点が取れない、それがサッカーだというのです。今の日本チームには、しっかりした「串」がない。解説者はそれを嘆いていま した。

それにしても、日本チームは点が入りませんね。技術的には優秀であっても、「点を取ってなんぼ」がゲームなのに・・・

去 年、オールジャパンがオランダに遠征した折、現地の新聞が、「日本チームは何でシュートを打たないの?シュートを打たなきゃ、点が取れない。あれがサッカーなの?」という 記事を掲載したとか。ワールドカップ本番の今年になっても、あまり事情は変わっていないようです。

先日、メキシコオリンピック サッカー代表、銅メダリストの釜本氏の「憤慨」(ふんがい)したこんな記事も見つけました。

asahi.com(朝 日新聞社):あれこれやらせるから大型FWが育たないんだ - 釜本邦茂のニッポンFW論 - スポーツ


散歩コースの公園で見 たサッカーゴールはとても「でかい」ものでした。あんなにでかいゴールなのに点が入らない。でかいゴールでも点が入らないほど、難しい・・・

そ れがサッカーなのでしょうか。

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