2009年8月2日日曜日

ヘボン式

日本語の音をローマ字で書くとき、「し」を「shi」、「つ」を「tsu」と書くのがヘボン式。小学校時代から知っているこのことば「ヘボン」がHepburnであるのをつい最近知りました。

明 治初期に横浜にやってきた医師兼プロテスタントの伝道師だったヘップバーンさんが、日本語の音声をアルファベットで書くローマ字を開発しました。当時の日 本人が彼の名前を聞いた音そのままでカタカナに書いたのが「ヘボン」。確かに、Hepburnを英語式にアクセントをしっかりつけて発音すると、「へ」 「ば(ぼ)」「ん」と聞こえてきます。

私の祖父がイギリスに初めて行った時、West Kensingtonまでの切符が買えずに苦労した話をしていました。考えたあげく、「上杉謙信」(うえすぎけんしん)と言ったら、「あっさり通じたよ」とのこと。

ヘボン氏がまとめてくれた「ローマ字」、それはそれでとても便利ですが、日常の日本語は音声表記できるカタカナが主流。でも子音のあとに必ず母音を加える「日本語的音声」になったことばのままに発音して「英語が通じない・・・」と苦労している日本人は数知れず。

語学習得に先ず必要なのは「聞く力」。「聞こえる耳」を作ること。

この夏は政治家諸氏のことばの真意を探るためにも、「聴く力」もしっかり鍛えることにしましょう。

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