2013年4月7日日曜日

植物園のチューリップ


咲いた・咲いた・チューリップの花が・・・


とんがったチューリップ


四角い(?)チューリップ


一人だけあわてたチューリップ


桜との共演のチューリップ

ちょっと荒れ模様の午後でした

2013年4月6日土曜日

復元納棺師

3月9日のブログに記載した映画「遺体 明日への十日間」
http://gorosatomama.blogspot.jp/2013/03/blog-post_9.html

東日本大震災後の釜石市の遺体安置所の映像として映し出される「遺体」は、汚れてはいても、傷ついた姿が出てくるはずはなく、実際はどんなに大変だったことだろう、と想像しながら画面を見ていました。

朝日新聞の土曜版に先日掲載された「復元納棺師」の笹原留以子(ささはらるいこ)さん。震災直後から遺体安置所を回って、ボランティアで個人の生前のおもかげを復元してきた方です。震災後5ヶ月間で、乳児から90代のお年寄りまで300人を超える方々を復元。

復元といっても、生前の写真があったのは、2割ほど。違和感のない「笑顔」にすることを心がけたとか。肌を指でさすって、輪郭を整えていくと、生前の笑いじわを見つけることができるのだそうです。一人に4、5時間をかけ、寒さの中、手がしびれ、右手が上がらなくなってくるような状況での作業が続いたのです。

あまりにもつらい現実に向かい合う日々、自身も悲しみをためこんでしまって、泣き崩れたこともあったとか。

お孫さんの女子高生を復元した時に、おばあちゃんが、「あんたの手は、たくさんの悲しみに出会うんだね。だから、くじけないように魔法をかけたげるよ」と言って抱きしめてくれたのだそうです。この一言で頑張ることができたと・・・

遺(のこ)された人たちが、「生前の一番の笑顔を思い出し、覚えていてあげてほしい」との一念で続けた復元作業。どれだけの人が救われたことでしょうか。

2013年4月5日金曜日

2013年4月4日木曜日

イラク戦争から10年

2003年、イラク戦争が始まった、ということ、記憶の彼方(かなた)に消え去っていました。あれからの10年、世界情勢の動きは早く、「過去」を忘れることも多くなっているようです。

イラクに続いて、2011年からアフガニスタンに侵攻したアメリカ軍も撤退を計画している今、大量破壊兵器疑惑やテロリスト制圧を目標にした二つの戦いは、多くの犠牲者を記録した、という事実だけを歴史に残していくのでしょうか。

イラクで命を落とした多国籍軍兵士は4804人、アフガニスタンでは3272人。ですが、イラクやアフガニスタンの人たちの犠牲者のはっきりした数を目にすることはほとんどありません。

今後、戦闘はロボット兵士や無人攻撃機で行おうとしているという先進国。自国の兵士が死なない戦いであれば、他国を攻めることを良しとする。戦闘の場にいる民間人が巻き添えになることは考慮しない。

人類はいつまでこのような殺戮(さつりく)を続けていくのでしょうか。自国の意に沿わないと言って、武力で押さえつけることをいつまで続けるのでしょうか。イラク戦争から10年。人類は果たして進歩したのでしょうか・・・

2013年4月3日水曜日

水玉の中に・・・


雨上がり
スノードロップのアップを撮影
水玉の中にサクラソウの赤が映り込みました

2013年4月2日火曜日

桜・さくら・サクラ・・・

今年の桜、あちこちにいっぱい!





幼稚園の園庭にも

岩倉川にも

2013年4月1日月曜日

石炭火力発電

モクモクと黒い煙を出している発電所、石炭火力発電と聞くと、そんな風景を思い浮かべてしまいます。現在、この石炭火力発電を見なおそうという動きがあるのだそうです。

原子力発電所を廃止していくのか、再稼働させるのか。自然エネルギーの割合を増やしていくにしても、技術的にもコストの面からも、すぐに全面依存はできない中、供給が安定していて、かつ安い石炭を利用しようというのです。

現在稼働(かどう)している日本の石炭火力発電は、電力全体の27%を供給。石炭の価格は、液化天然ガスの1/6~1/7。日本の火力発電所の設備は有害物質除去能力が高く、今後、排出するCO2をより減らしたり、42~43%の現在の発電効率を高める技術開発をすれば、原発を将来減らしていく上でも、基本の電源供給源となりうるのだそうです。

さらに、日本の高度な技術を海外に提供すれば、石炭火力発電への依存率が高い国々での、環境汚染物質減少にも貢献できるとか。

「高まる石炭火力発電の役割」というNHKラジオ、ビジネス展望の放送。石炭イコール「遅れている」というように思っていた私自身、これも目からウロコのメッセージでした。