2016年4月15日金曜日

名前がなくなるということ

「らい病」と言われていた病気の名前が「ハンセン病」となり、不治の病ではなくなり「らい予防法」が廃止されてから20年もたっているのに、ハンセン病療養所 入所者の38%いまも本名伏せるという記事が伝える現実の厳しさ。

「らい病」と診断されて強制隔離された患者達が本名を隠してつけたのが「園名」。今もその名前で生き続けている方々が多く存在するということ。

もし私たちが今、自分の名前を変えろ、と言われたら。「君は今までの君ではない」と言われたら・・・存在そのものを否定されたら・・・

今までの生活基盤を全て奪われ、隔離された人生を送ってきた高齢の療養所入所者たち。亡くなっても引き取り手のない遺骨が並ぶ療養所の納骨堂。一人一人の命が確かにそこにあったことを伝える写真。


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