2016年4月2日土曜日

痛み

フェイススケールというものをご存知ですか?痛みの強さを顔の表情で表したものです。痛みが全くない普通の顔が「ゼロ」、激痛で涙が出るほどの痛みが「5」となります。ガンの痛みの判定に用いられるようです。

去年の5月から「生まれて初めて」継続的な痛みを感じていた私です(過去形ではなく、現在も・・ですが)。極度の疲労から、からだのバランスが大きく崩れたのが原因です。左脚ふくらはぎの外側に激痛が走りました。歩くとその痛みがひどくなり、立ち止まってしまいました。

痛みを客観的に計るものは何もありません。本人の訴えのみです。フェイススケールにしても、科学がお得意の数値化するものではありません。痛みに弱い人は、より早く、より強く痛みを訴えるでしょうが、それは本人にしかわからないことです。

痛みには結構強い、と思っていた私でしたが、今回は違いました。痛い、のです。気力がなくなるほどでした。

「痛いからって動かないと動けなくなる」とのアドバイスを信じて、とにかく半泣きで動いていたこともありました。継続的に受けているていねいなからだの調整のおかげで、今年になってから、その痛みの質が変わってきたように思います。気持ちにも余裕ができたからか、「痛いんだよ、本当は」と言いつつ、以前とは比べものにならないほど、長く歩けるようになっています。

長年使っている自分のからだを見つめ直す大きなきっかけとなった激痛でした。「これからもよろしく」と謙虚にお願いしながら、自分のからだとつきあっていかねば、そう思っている私です。

そういえば、「痛みじゃ、死にゃ〜しないよ」と言っていた祖母もずっと神経痛を抱えていましたっけ・・・

0 件のコメント: