2013年4月14日日曜日

24時間介護

在宅で高齢者や病人を介護する時、夜のお世話が必要となると、介護の負担が大きく増加します。私の場合、夜中に何度も起きて介護する必要がなかったからこそ、一人で介護が続けられたのだと思います。夜だけの介護をプロに依頼したとしても、来てくれる人も、来てもらう方も昼間とは違う大変さがあるはずです。

先日お話を聞いた介護施設の理事長が、24時間体制の介護システムが現実化してきているとおっしゃっていました。

在宅で介護を必要とする人に関して、詳しい情報を把握した事業所が、24時間、モニターで状況を監視できるというのです。そして何か異常があれば、前もって計画をしておいた手配ができ、夜間の定期的な訪問の必要がないのだそうです。

おしめにしても、自動的に排泄物を処理する技術があり(センサーがついていて・・・)、おしめを交換しなくてもいいとか。(どのようなしくみになるのか、私の理解を超えていましたが)。介護の人手不足を新しい技術でカバーしていこうという先進的な取り組みのようです。

人が人を介護する基本はいつの時代も変わらないでしょうが、介護する人の負担が少しでも減り、介護される人の気持ちも楽になるような技術革新なら大いに進んでいってほしいものです。

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