2012年3月24日土曜日

指さし呼称

ずっと以前のこと、圧力鍋で料理の下準備をしていた時、急に出かけることができて飛び出した私。圧力鍋のガスを消したかどうか、途中で急に不安になりました。帰ったら、爆発している・・・という妄想におびえながら(少々オーバーですが)、恐る恐る戻ってみると、ちゃんとガスの火は消えていました。

出かけるとき、あれこれ気をつけているつもりでも、「持ってくるのを忘れてた」「ああしてくるはずだった」・・・とあれこれ出てくる日常です。一つ一つ、自分の行動に気持ちが入っていない時、それが特にひどくなっているようです。

「指さし呼称」というのは、電車の運転手さんが、信号やドアの閉まり具合をチェックしながら、声を出すことを言うようです。

「声に出して確認することで意識と行動を一致させられる」のだそうです。行動に気持ちが入るのですね。日本の新幹線の安全性を支えるものの一つにも、「指さし呼称」があるとか。

「その指さしが命を守る」というコラムのタイトル。日々の生活では「命を守る」ほど大げさではなくても、生活そのものを守る、スムースに行う、その意味でも、しっかり「行動」と「気持ち」を結びつけていきたいものです。「物忘れ」のせいにすることなく・・・

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