2012年3月13日火曜日

人をかむ犬

ラジオの電話相談、その日はペットに関してでした。「5歳になる犬ですが、普段は機嫌がいいのに、時々家族にもかみつくのです。もし他の方にかみついたら大変ですが、どうしたらいいでしょう」という相談。えさをくれる家族にもかみつくのだそうです。

回答した獣医さんは、すかさず「子犬の時、何ヶ月でお宅にきましたか?」と質問。「一ヶ月と少したってからです」「母親から早く離された子犬は“社会性”が育たないので、やってはいけないことがわからないまま成長してしまうのです。これからも家族として生活するために、ぜひトレーニングをしっかり受けさせてください。それが犬にとっても、ご家族にとっても大切です」

「子犬を親から引き離す時期は」という記事が新聞にありました。ブリーダーたちの業界側は45日、つまり一ヶ月半を主張しているようです。理想的には7週以上、8~9週がより良いと動物行動学者。8週を超えるとワクチン接種が必要となり、成長に合わせたケージを用意するなど、犬の「コスト」が上がる、というのが業界の言い分。

わが家のChuckはお母さんから離れたのは生後2ヶ月。数日間、一緒に生まれた兄(弟?)とトリマーさんのところで過ごしてからわが家へやってきました。たった500グラムのチビは、さぞかし不安だったことでしょうね。(新米飼い主も不安でしたが・・・)

それから3年半、マイペースでとっても元気で「いい子」のChuckです。 これから生まれてくる子犬たちがChuckのように、しっかりケアされてから飼い主に出会えますように!

(写真はわが家にやってきた日のChuck)


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