2011年8月25日木曜日

アメリカ東部の地震

24日朝、寝ぼけながらラジオのスイッチを入れると、「アメリカ東部で地震があり、首都ワシントンでは、ビルから飛び出した人たちが道があふれていた」というニュース。「ワシントンで地震???」

バージニア州リッチモンド郊外を震源地とするマグニチュード5.8の地震。目下ワシントンで仕事をしている娘の情報によると、同じ職場のほとんどの人にとっての「初めての地震」。全員で建物の外に避難し、パニック状態になったマネージャーさんが、「今日の仕事は終了」と言ったそうです。

ボルチモアに戻るために地下鉄の駅に行ったけれど、あまりの混雑にギブアップ。ワシントン郊外に住む友人宅目指して歩き出したのだそうです。3月11日の東京と同じで、「帰宅難民」がたくさん歩いていたとか。途中で友人に連絡して、車で迎えにきてもらって、ほっとしているところでの電話でした。

地震の多い西海岸とは違って、アメリカ東部は「地震がない」と考えられている地域。今回は、活断層が動くような地震ではなく、とてつもなく大きなプレートがずれたので、南はジョージアから、北はニューイングランドまで。西はデトロイトでも揺れが感じられたそうです。アメリカのサイズを考えると、いかに広い地域が揺れたのかがわかります。

ウェディングドレスで飛び出した花嫁さん、「地面が動く!」とビデオからの大声、落ちてきたレンガでフロントガラスが壊れた車。9・11の10周年を目前にして、テロか、爆発か、とパニックになった人も多かったようです。

大きな被害はほとんどなかったにしても、やっぱり原発ではトラブルが発生。

自然からの警告が世界中の人に発信されているようです。

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