2010年12月31日金曜日

10年日記


2001年から書き続けた10年日記。今日で最後です。「次」をどうしようか、今回はあれこれ考えました。10年間の記録が一つにまとまるのはとても楽しいのですが、日記帳が大きくて重い。それが段々気になっていたのです。

3年日記か5年日記に代えようかなと思っていたところ、偶然見つけたA5サイズの10年日記。これにしました。書き込むところは小さくなりますが、それはそれでいいのです。

11月に目にした朝日新聞の投書に、「喜び悲しみ10年日記」というのがありました。70歳から書き続け、80歳になったところで、「次」をどうしようか、と思案している方の文章でした。10年の間にはご夫婦の金婚式や孫達の大学入学があり、その後にご主人を見送ったとのこと。「いま80歳9ヶ月。もしまた10年日記にすると90歳まで。元気で日記を書き込むことができるだろうか」と書かれたこの方はどうなさったのかな。やっぱり「次」も10年日記でしょうか。

今日、12月31日の天声人語に、「ためらわず十年日記求めけり」(水原春郎)という句が掲載されていました。ちょっと今回は「ためらった」けれど、明日から新しい10年日記をスタートさせます。

母を見送った今、まっさらな日記にどんなことが書けるのでしょうか。楽しみです。

今年の日めくりの31日のことば:
    「去りゆくすべての人と物と事とに感謝せよ、新しき良きもの来る」

みなさま、よいお年をお迎えください。

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