2014年12月29日月曜日

「足の人さし指」

「足の人さし指」っておかしくないですか、という読者の投書。朝日新聞の返信記事には「違和感があってもわかりやすい表現。手でいえば人さし指にあたる足の指を簡潔に伝える表現として使用しました」とありました。

確かに、足で人を指せる人はまずいないでしょうから(私は比較的、足の指がバラバラに動きますから、やってみればできるかも・・・?)違和感を感じる(これも重なった表現ですね)人がいるのも事実でしょう。

英語では足の指はみんなそろってtoeですが、調べてみると親指から順に、big toe, second toe, third toe, fourth toe, little toeと呼び分けているようです。日本語では「足の指」としか言えないのですから、手の指の呼び方を拝借するのも仕方なし、ということでしょうか。一つのことばに対する人の感覚の違い、おもしろさ、そして時には難しさを思います。


0 件のコメント: