2014年8月29日金曜日

音読

新聞の投書欄に、毎年夏休みに姉妹で好きな本を音読しているという投書がありました。
夏休みに、それぞれに気に入った本を一冊音読をする、お母さんも一緒に聞いてくれる、その時間がとても楽しいとありました。

「私が小学一年生の夏休みから始まり、高校一年になった今も続いていますが、いつになっても私をウキウキさせる行事です」とあります。音を通して日本語の美しさを小さい時から感じているこの姉妹、朝日新聞の「朝日歌壇」の常連さんです。おとなの整った言葉づかいではなく、子どもらしい、自由で、それでいてハッとするような表現の短歌がよく掲載されています。

自分自身の母語が大好きになるのはすばらしいこと。ことばを大切に伝えてきた、この姉妹のお母さんは、さぞかしすてきな方なのだろうな、っていつも想像しています。

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