2013年11月2日土曜日

ウィグルの留学生

2007年5月、私が関係していた留学生奨学財団の選考面接。一人のウィグルの女性がいました。彫りの深い美人でした。ウルムチの大学で先生をしていた彼女、日本で経済学を学びたいとやってきたのです。小学生の一人息子はお母さんにあずけているとのことでした。

それから丸6年がたちました。途中、小学校6年生になった息子も京都にやってきて、3年近く、日本の学校に通っていました。彼女はこの秋に、無事博士号を取得しました。ウィグルの教育に役に立ちたい、もうすぐ帰国するという日、一緒に食事をした折、彼女はそう語っていました。

先日の北京天安門での自動車炎上事件。ウィグル人の犯行として、容疑者が逮捕されました。ウィグルでの政府の取り締まりが強化され、中国各地でウィグル出身者への差別も起こっているとか。

北京から飛行機で4時間ほど、ぜひ遊びにきてくださね、という彼女の言葉を思い出します。親しくなった人のいる場所はどんなに遠くても、身近に感じます。

どうぞ平穏でありますように。祈らずにはいられません。


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