2010年6月13日日曜日

ポップスコンサート

昨日の午後 久しぶりに京都コンサートホールへ。宮川彬良(みやがわあきら)指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団によるポップスコンサート。

GOOVILLAGE_CONTACT(これをクリックすると彼の顔がでてきます・・・ああ、あの人ね・・・そうあの人です)

インターネットで申し込んだ席が、前回とほぼ同じ場所(今回はお任せでした)
ピアノを弾きながら指揮をする「あきらさん」
彼の表情を見るには、最高の場所


色んな効果音が一杯のポップスコンサート
打楽器奏者は合計6名
最後尾 にずらりと並んだ打楽器の数々
これがおもしろい!


クラッシックなら楽曲の最後のフィナーレだけに出番のあるシンバルがバンバン 鳴っていたり、一曲が終わると、席替えよろしく打楽器奏者が「場所移動」をして、他の楽器を叩いたり。

映画音楽やポピュラー曲のアレンジ は、耳慣れたメロディーがあちこちに顔を出してくるのですから、おもしろいったらありゃしない。

そして「あきらさん」のおしゃべり。これ がまた最高。

「このホールの設計者は、コンサートに来たことないですね。少なくとも、遅れてきたことはないですよね。ぜーぜー言いながら 玄関にたどりついても、そこから会場の入り口までの遠いこと。なんせ、あの長い螺旋(らせん)スロープですものね・・・」

「ゲネプロ(全体練習)の時と、本番の音がすごく違うのですよこのホールは。とってもいい音に変わるのですよ。みなさんの税金は正しく使われていると思います」(京都コ ンサートホールは京都市の運営です)

大阪フィルハーモニー交響楽団と言えば、93歳まで現役で指揮を続けた朝比奈隆(あさひなたかし)氏 に育てられたオーケストラ。ベートーベンやブルックナーの「堅い」曲が得意なはず。そのオーケストラと一緒に「あきらさん」は16年間ポップスコンサート を続けてきたとのこと。今年を一つの区切りとするので、京都でのコンサートは今回で「最後」。

・・・なのに・・・観客の入りは土曜日の午後というのに、6~7分ほど。もったいない!あんなに楽しめるのに。一番高い席でも4000円なのに!

アンコールが2曲終わってもまだ拍手は鳴りやまず。楽団員も床を蹴りながら、「あきらさん」を舞台に呼び戻します。真面目な表情で演奏していた楽団員が、こころから「ありがとう・よかったよ」と感謝しているのがわかります。

会場一杯で聞いてあげられたらよかったのに・・・

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