2010年6月3日木曜日

無事帰還

宇宙飛行士の野口聡一さんが5ヶ月半滞在した国際宇宙ステーションから昨日無事戻って来ましたね。着陸の様子をテレビで目にしました。

パラシュートをつけた宇宙船、予定では着陸1~2秒前に船の底の小型ロケットエンジンを逆噴射して、着陸の衝撃を和らげる、と新聞記事にありましたが、噴射があったのかどうかわからないうちに、どすん!という感じで着陸。すごい衝撃でしょうね。むち打ち症になるのでは、と心配になるほどの画像でした。

野口さんの昨日の帰還は着陸予定地にほぼ正確に降りたようで、待ち受けていた日本人リポーターが、「着陸しました、着陸しました!」と叫びながら、宇宙船に向かって走っている映像がありました。

アメリカのスペースシャトルの帰還風景は何度も見ていますが、ソユーズ宇宙船のパラシュート帰還は始めて知りました。「半世紀も使われ続けている“ローテク”宇宙船。それだけに技術がこなれている」という新聞記事。ちょっと乱暴に見える帰還でも、それなりにしっかりした技術の裏付けがあるのですね。

大気圏に突入した時に、突如身体にのしかかってくる、重力の5倍の力。それが7~8分は続くのだそうです。パラシュートが開くと身体は楽になるそうですが、最後は「どすん」。「首を左右に振ると違和感がある」と野口さん。大丈夫かな・・・

半年近く、お仕事ご苦労様でした、野口さん。鳩山首相退陣の記事が大きくて、あんまり報道されていませんが、本当にお疲れさまでした。

そうそう、鳩山首相も、お疲れさまでした。

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