2010年2月28日日曜日

静かな再スタート

26日午後、あいにくの雨降りでしたが、病院のリフト付バンで車いすのまま母が帰宅しました。半年ぶりの帰宅です。

前もってベッドなどの介護用品を再リースして準備を整えていましたが、やはり最初の晩は何かと戸惑った私です。

でも三年前の介護生活をスタートさせた時に比べたら、信じられないほど平穏です。夕方になると、「帰りますからね」と玄関を出ようとしていた母は、もうベッドから一人で降りることもなくなりました。

トイレに歩いて行くのが随分しんどい母。あれこれ声を掛けて励まして歩いてもらいます。でも、きっと本当に「しんどい」のでしょうね。

夜もずっと寝てくれますから、私自身もほぼ普通のペースで生活できます。何ともありがたいこと。このまま静かな時間が過ごせますように・・・

2010年2月27日土曜日

反対回り


いつもの公園、初めて反対に回ってみました
見慣れた景色が違います
息子が通った中学校が正面に


サッカー大会
お母さん達もごくろうさま



ダッシュでこちらに走るChuck
ちょっといつもと感じが違うね・・・

2010年2月26日金曜日

「一千人の交響曲」


手元に二枚組のクラシックのCDがありまます。マーラーの交響曲第8番「一千人の交響曲」です。このCDの解説は以下の通り・・・

「京都市交響楽団 京都コンサートホールオープニング記念コンサート
:1995 年10月にオープンした京都コンサートホールで初めて行なわれた,京都市交響楽団の定期演奏会.井上道義の指揮で,マーラーの交響曲 第8番「一千人の交響曲」.ソリストに佐藤しのぶ,塩田美奈子,手嶋眞佐子,永井和子,若本明志,福島明也,山口俊彦.2枚組.1995.10.18,ラ イヴ録音.」

このジャケットの写真の中に私がいます。もちろん「その他大勢」の一人ですから、自分でもどれが私なのか、ちょっとわかりません。アルトですから、前方右の白いブラウス組の中。

京都コンサートホールのこけら落としのこのコンサート。見事に満席でした。舞台上から人で埋まった客席を見るのが気持ちよかったこと!そして・・・

指揮の井上道義氏が最後の音を振り終わった時の怒濤(どとう)のごとく響き渡る拍手、そしてブラボーの声。今思い出しても背筋がぞくっとするほどです。

10 月のコンサートに向けて、暑い時期、フーフー言いながら仲間と練習し、ラテン語とドイツ語に悩まされ、全曲80分にもなる長い曲全体の雰囲気がやっとつか めたのは、ソリストが参加したゲネプロの時。その他大勢と違って、プロのソリスト達の豊かな声量にただただ感心。とりわけ、ソプラノの佐藤しのぶさんの優 雅な美しさには、みんなが息を飲んだほど。

今、CDで曲を聞いても、全く歌詞は出てきません。見事に忘れています。でも、あの拍手と歓声だけは今もはっきりよみがえってきます。

2010年2月25日木曜日

Google Doodle

検索(けんさく)エンジン、Googleのトップページを開くと、Googleの文字がおもしろいイラストになっていることがあります。オリンピック開催中は、競技を表すGoogleの文字が毎日更新されているとか。

このGoogle文字のイラストをDoodle(イタズラ書き)と呼んでいるようです。おもしろいページにたどり着きました。Doodle 4 Google

小中学生を対象とした、Google Doodleのコンテスト。テーマは「私の好きな日本」です。Googleのスペルと絵を合わせた楽しい作品が並んでいます。つい先日グランプリが決定したようです。

子ども達の発想のおもしろいこと。幼い絵柄から、しっかりしたタッチのイラストまで、力作揃いです。

幼い頃からコンピューターを使いこなしている現代の子ども達。彼らがGoogle Doodleを通して、日本の良さを再発見する。企業の社会貢献の新しい形のような気がします。

2010年2月24日水曜日

急げ!



桜が咲く頃の陽気だってさ

急げ急げ
みんな急げ!

2010年2月23日火曜日

オリンピック動画クリップ

後半戦を迎えるバンクーバーオリンピック
全ての競技を見るのは不可能・・・

こんなページを発見

NHKバンクーバーオリンピック競技動画クリップ

男子フィギュアで見落とした小塚くんの滑りも見ることが出来ました
画面の横には競技内容が解説されています
しろうとにはジャンプの種類はとても見分けはつきませんけれど

それにしても技術の進歩はすごいものですね
居ながらにして、無料で、好きな時に楽しめます

女子のフィギュアのスタートも間近
ぜひご覧あれ!

2010年2月22日月曜日

機内サービス

最近の飛行機は、機内サービスをせずに料金を低く抑える傾向が顕著(けんちょ)。特にアメリカではそれが当たり前。飛行機に乗れば、必ず食事をしていた時代とは違ってきているようです。

1994年、シンガポールからインドネシアのジャカルタに飛びました。夏休みで日本に帰っていた大学生の息子が同行していました。フライト時間は1時間半。良質な機内サービスが売り物のシンガポールエアラインでした。

飛行機は、離陸後、水平飛行にならないと食事サービスはしません。そして、着陸態勢を取る前に、サービスは終了しなければなりません。・・・ということは、1時間半のフライトで、サービスができる時間は、正味1時間ほどでしょうか。

そ んな限られた時間の中で、ドリンクサービスに始まって、フルディナーのサービスがありました。からだにぴったり沿ったユニフォームに身を包んだスチュワーデス(今ならフ ライトアテンダント)とスチュワードたちは、急ぐ素振(そぶ)りもなく、にこやかに、飲み物や食事を運んできました。食事のトレイを全て回収したと同時 に、シートベルト着用のサインが出ました。全て計算されたかのような動きに、息子も私も「さすがシンガポールエアライン!」と感心したものでした。

当時、シンガポールでは、女性のあこがれの職業がシンガポールエアラインのスチュワーデス。容姿、スタイル抜群のスチュワーデスが機内を歩く姿は、女性の私でもみとれるほど。もちろん大学生の息子は・・・


先日の朝日新聞のコラム、「特派員メモ」にも「35分間の神業(かみわざ)接客」というタイトルの記事がありました。

カンボジアのアンコール遺跡観光の拠点であるシエムレアプからタイのバンコクまでのフライトでの接客の模様を書いていました。

離陸後3分。まだ上昇途中に、シートベルト着用のサインが解除される。女性乗務員4人が一斉に動き出し、紙のお弁当箱のようなものに入った食事を160人の乗客に配り、飲み物も乗客の好みを聞きながらサービス。ここまで10分足らず。

15分ほどたった頃、降下開始の放送があり、3分とかからないうちに、紙箱を全て回収。シートベルト着用サインが点灯。着陸まで約10分を残して機内食は終了、乗務員は所定の座席に戻る・・・という次第。

慌(あわ)ただしさを感じさせないゆったりしたサービスだった、とあります。タイは短距離の国内線でも機内食が出るお国柄だとか。

食事のサービスはなし・・・にも慣れましたが、この記事を読んで、あのシンガポールエアラインの食事サービスを懐かしく思い出しました。