2018年10月28日日曜日

オーバーツーリズム

最近の京都駅、聞き慣れないことばが飛び交う別世界。大きなトランクを持った(引っ張った)観光客にあふれている。9月4日に関西に大きな被害をもたらした台風21号のあと、関空がしばらく利用できなかった時期は少し減った観光客も、またまた増えている今日この頃。

オーバーツーリズム対策が必要になっているのは、京都だけではなく世界のあちこちでも。イタリアのベネチアでは大型観光客船を住民がボートで取り囲み「ベネチアに来るな」とデモをするまでになっているとか。京都では市民がバスに乗れない事態が続出。車で出かける時、東山通りは絶対に近寄らないのが住民の知恵。

京都では、このオーバーツーリズムの対策として、観光の時間を分散するために、夏の時期、二条城が8時からオープンしたり、有名な観光地以外の新しい魅力を開発しようとしたり、桜や紅葉以外の時期を宣伝したりして観光客の集中を回避しようとしている。

以前には聞かれなかった新緑の季節を表す「青紅葉」(あおもみじ)ということば、近頃は観光地の宣伝文句としての登場頻度が上がっているような気がする。「冬の京都」ということばも。

京都に魅力を感じてくれる人が国内外を問わず多く存在することは素晴らしいけれど、今後、年がら年中京都駅をはじめとして、京都は観光客であふれるということになりそう。もちろん「観光都市京都」にとってはありがたいこと。住人は上手に混んだ場所を避けて生活していけばいい、ということ・・ですね。

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