2018年2月22日木曜日

東京都庁の全面禁煙

小池東京都知事が東京都庁と出先機関における全面禁煙を打ち出した、というニュース

2020年東京オリンピック・パラリンピックは「たばこのない大会」を目指すはずなのに、ロンドンとリオではそれが「レガシー」となったはずなのに。

個人の嗜好の問題として喫煙を容認する日本の政治家たち。世界の流れに乗り遅れることは全く気にならない方々なのだろうか。将来の世代のことを考えていないのだろうか。疑問符があちこちについてしまう。

去年だったかな・・・都庁の会議室でパラリンピックの打ち合わせをした時、その部屋にしみついたたばこのにおいがとても気になった私。そんなに広くない部屋で、モクモクと煙が上がる中で昔は会議をしていたということのよう。たばこのにおいに多くの人が敏感になっている現代では想像できないことだけれど、あの部屋の黄ばみはそれを物語っていたような気がする。

オリンピック・パラリンピックを東京に招致することで何が将来に残せるのか。「レガシー」として何を次の世代に伝えるのか。それが大きなテーマだったはず。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックは都内の飲食店でまだたばこが吸えていたんだよね」というレガシーを残すことになるのかどうか。さて政治家の方々、まだ頑張りますか?

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