2016年3月19日土曜日

23年の仕事

NHKのクローズアップ現代の国谷裕子さんが17日夜、最後の放送を終えました。23年間、番組のメインキャスターとして世の中の動きを伝えてきた国谷さんの最後の挨拶が終わったあと、思わず拍手をした私でした。



23年という時間の経過の中で、日本は大きく変わってきたように思います。単に世の中の問題点を取り上げるだけでなく、その中に芽生える新しい動きも随時紹介してくれたクローズアップ現代。もちろん国谷キャスター一人が作った番組ではなく、スタッフのしっかりした取材があったからこそ、長年続いてきたと思います。

新聞で目にした投書にも、「有能なスタッフの取材があればこその番組。このようなしっかりした番組をNHKは作れるのだということをこれからもみせてほしい」とありました。

メディアの取材とは、取材する人(人たち)の主観によって表現が大きく変わります(車いすフェンシングの取材を受けていて、それを痛感します)。本当の意味の客観性はあり得ないのかもしれません。ですが、現実(現象)をどれだけ正確に、客観的に提示して、視聴者(読者)に判断をゆだねることができるのか、それがメディアに携わる人の仕事だと思います。

その中に主観の判断を入れるとすれば、それはしっかり、明快に伝えるべきです。利害関係者や政治的圧力にも屈しないメディアの存在。それを貫こうとするには、きっととてつもない努力がいるのでしょうね。どんな世の中であっても・・・

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