2013年10月9日水曜日

健康と数字

昨今の健康ブーム。定期的な健康診断、サプリメント、エクソサイズなどなど。「健康オタク」にとって、気になる情報があふれています。高性能な検査機器が次々に導入され、今までなら見つからなかった「異常」も簡単に発見されて、「治療」への道が開けることに。

「収縮期(最高)血圧が140以上、または拡張期(最低)血圧が90以上の場合、高血圧と言われます。(中略) 高血圧による合併症にならないためにも、収縮期血圧130未満、拡張期血圧85未満の正常血圧に近い、正常高値血圧(最高血圧130から139、または最低血圧85から89)に近づくようにしなければなりません」

ウェブで見つけた「お堅い」文章。・・・ですが、1960年代では血圧の正常値は150/100、1970年代は160/95、そして現在は140/90と変わってきたという事実にも遭遇。

人間の体の正常・異常を数字でくくることの不思議さを思います。血圧の数値が「1」違うだけでも異常と言われ、薬が必要となるのでしょうか。

自分の体がどんな時にどんな風に変化するのか、それがわかるのが一番大切だと思います。突然の変化があった時も、お医者さまに飛び込む前にも、緊急時以外は、自分の様子をしっかり見極める力がほしいもの。それからプロの力を借りればいいのですから。

数字の変化に一喜一憂するのではなく、自分の健康は自分が一番わかっている、自分の健康は自分で責任を持つ・・・そう言える自分になりたいと心から思います。

0 件のコメント: