2010年8月31日火曜日

経験

ロースクール3年目がスタートした娘。今学期、immigration laws(移民法)を勉強するのだそうです。

最初のクラスの時、 教授が今までimmigrationに関係した何かを経験したかどうか、生徒に尋ねました。教会などのボランティア活動を通して移民との接触を経験したこ とのある学生が何人かいたようですが、彼らの多くにとって、アメリカの特徴でもあるimmigration lawsは知識として学ぶだけのものなのです。

娘は長年アメリカで生活していますが、「純粋な日本人」ですから、小さい時から日本のパスポートを持ってアメリカと日本を往復しています。学生時代の「学生ビザ」の期間が終わったあとは、グリーンカード取得という難関に挑戦し、数々のトラブル を解決して、無事永住権を獲得しました。

「私はimmiguration lawsそのものを経験しました」と発言した娘に対して、移民審査官も務めているその教授は、生徒の中にグリーンカード取得経験者がいるのにちょっと驚かれたようでした。

日本人として生まれ、アメリカで生活をして、アメリカの永住権を取得する。もし自分の国でずっと生活していたなら必要のなかった経験をした娘です。自分自身が通ったからこそ見えてくるものが必ずあるはずです。それが「経験」というもの。

今学期学ぶimmigration lawsは、その意味で、彼女にとって他のクラスとはひと味違う何かを「経験」できることでしょう。成績はAがもらえるのかしら、経験者は・・・?

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