2009年2月16日月曜日

ルビ

ルビとは、漢字につくフリガナであるのは知っていましたが、辞書の説明を見て、カタカナで「ルビ」と書く理由がわかりました。

ruby:振り仮名用の活字。また、振り仮名。英国でルビーとよばれた5.5ポイントの欧文活字の大きさが、和文で5号活字の振り仮名として用いた7号活字とほぼ等しかったところからいう。

読み方がわからない漢字にルビが振ってあると、黙読している時でも、その漢字がちゃんと音声化されて理解できます。ルビがないままだと、「こんなもんかな・・・」と推測して読んでしまうか、もしくは「わからん」と飛ばしてしまうことになるかもしれません。

昔の本は、しっかりルビが振ってありますから、声に出して読むことも簡単ですが(内容を理解しているかどうかは別として)、最近は特に難しい漢字以外はほとんどルビを見ることはなくなりました。

私は20年来、留学生の人たちに読んでもらう文章を毎月書いてきました。「これは難しいかな」と思う漢字には必ず「読み仮名」をつけるようにしてきました。 ちゃんとルビをつければいいのですが、かっこの中に読み仮名を入れるのが簡単なので、ついついくせになってしまっています。

このブログも 読み仮名をよく書く私です。難しい言葉を使う時、その言葉を音声化してみなさんにも読んでいただきたい、そう思うからです。普段日本語に触れることが少ない、アメリカ在住の我が家の子ども達、留学生、元留学生のみなさん、色んな人の顔を思い浮かべながら「かっこ」の中にひらがなを入れている私です。

言葉の響きを大切にしたい私です。ちょっとお見苦しいかとも思いますが、これからも「かっこ」付の文章を読んでくださいね。お願いします!

0 件のコメント: