2018年11月20日火曜日

Gゼロ

アジア太平洋経済協力会議、APECの首脳会議が首脳宣言なしに閉幕。1993年の第一回会議以降、首脳宣言が採択されなかったのは初めてのこと。米国と中国の対立から、意見統一ができなかったという現実。

「Gゼロ」とはG7やG20を念頭に置いたことば。アメリカの国際政治学者のイアン・ブレーマー氏が予測した考え方。民主主義が揺らぐ現代はリーダーとなりうる国が存在しない世界になっていく。どの国も自国優先を唱え、異なる意見を排斥する傾向が顕著。二極化に拍車がかかり。ポピュリズムや過激主義が世界各地で台頭している。

ブレーマー氏はこの世界での日本の特殊性を指摘しています。多くの国が抱える移民問題はまだ顕著ではなく、ソーシャルメディアの社会的影響もそれほどひどくない。比較的「安定した社会」にあるというのです。今後、IMF(世界通貨基金)やWTO(世界貿易機関)のような国際秩序を維持する組織を守ために指導的役割を日本が担っていかなければならない、とブレーマー氏は言います。

日本の政治家がより広い視野で世界の今後を見越した政治ができるのか。日本の踏ん張りどころと言われているのですから、がんばってもらわなきゃ!

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