2016年11月6日日曜日

恩送り

シカゴに住んでいた頃、同じ小学校区に越してきた日本人家族と仲良くなりました。子供たちも仲良しで、お互いの家を行ったり来たり。楽しいお付き合いが続きました。

ある時、その奥さんが「お世話になってばかりで、何もお返しができないわ」と言ったのです。「あとから来た人に色々教えてあげてね」と答えた私。駐在員の生活は、会社が違っていても、近くに住んでいる「先輩」が「後輩」の世話をするのは当たり前。自然に順送りの社会ができていたものです。


「恩送り」という素敵な言葉があるのを知りました。いつか他の誰かに、同じように親切にしてあげてほしいという思いを込めた行為のことだそうです。見返りを求めることなく、お役に立つことをする、この「恩送り」が広がればもっと住みよい世の中になるはず、とありました。

小さなことが積み重なっていけば、社会が本当の意味で豊かになっていくのでしょうね。昔の日本人にとっては当たり前だったはずのこの気持ちが「蔓延」しますように・・・

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