2014年10月9日木曜日

輝やいているかしら?

「女性が輝ける社会」がどうも今の政府のキャッチフレーズのようです。ピカピカとまぶしいような「ことば」ですが、どんな状態が「輝いて」いる、といえるのでしょうか?

このところ少々お堅い文章作りに四苦八苦しています。公的文章というものです。いつも気ままに思いつくままに文章を作る私にとって、内容をまず吟味して、文章に盛り込むべき事柄をしっかり把握してから作成する、この作業がまず進まない・・

一度、他の文章を参考にして書いてみたら、助言をくださる方からの質問に全く答えられないことになってしまいました。文章のことばを「支える」ものが私の中に何もなく、ただただことばを並べただけだったのです。

じっくり「内容」を考えてみました(一人ではなく仲間と一緒に)。文章作りを念頭におくのではなく、自分たちがやりたいこと、やるべきことなどを自由に話し合ってみたのです。そこで出てきた「ことば」をじっくり眺めながら再度文章を書いてみました。

「本来の自分たちのことばで表現されている」というコメントをいただくことができました。やっとことばが動き出した、血が通ったということなのですね。

国会中継のラジオで政治家の声を聞き、原稿から目が話せない質問や答弁の姿をテレビで見たりすると、そこに流れることばが、どうしても「輝いている」とは思えないのですが・・・

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