2014年7月2日水曜日

若い兵隊さん

アメリカ国内を飛行機で移動するとき、空港でよく見かけるのが若い兵隊さんたち。休暇を終えて部隊に戻るような時などに遭遇します。入隊直後かしら、と思うような初々(ういうい)しい姿も見かけます。

アメリカは徴兵制度ではありませんから、みな志願兵です。色々な家庭の事情で進学できない人たちもいるはずです。とっても古いことですが、私の友人(日本人)がベトナム戦争の時に、入隊して、除隊後、奨学金で勉強して弁護士になりました(入隊するとアメリカ国籍が取れたということも大きな理由です)。人生のある時期を軍隊という場で過ごして、その後の人生設計をするのは、今の若い人たちも同じなのでは、と思います。

7月1日の朝日新聞朝刊に「“愛すべき男子”戦場へ」という小見出しがありました。アメリカの空港で見かける若い兵隊さんたちは、男子だけではありません。女性の姿も最近は増えています。日本では戦場に赴(おもむ)くのは男子、という固定観念があるのかもしれませんが、これからの日本でも、それが変わって行かざるを得ない、というようなことになるかもしれません。


大きな決定がなされ、日本の行く末が不安定になっているように思います。私たちにできることは、しっかり流れを学んで、しっかり考えていくことだと思います。日本という国は、自分は決して闘うための武器を手にすることのない政治家だけが生活している場所ではありません。これから生まれてくる世代も含めて、私たちみんなの国なのですから。


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