2014年6月20日金曜日

ヤジ

発言者の話している時に、相手を批判したり、反対意見を大声で叫ぶのが「ヤジ」。国会や地方議会のテレビ中継やニュースの映像も、そのヤジの声を聞くのが耐えられません。

「私はあなたの発言に反対します」というなら、正々堂々と発言すべきですし、ヤジを飛ばすのは「私はあなたの発言を聞いていません」ということに他なりません。

政治の世界では、グループの考えの方向性が決まっているから、他のグループの意見は聞く必要はないのでしょうか?用意した発言内容を、聴衆の顔も見ないで読み上げ、質問をし、返答する方も、同じように手元の紙を読んでいるだけ。これが日本の政治を取り仕切る議員さんたちの現実なのでしょうか?

ヤジを聞くたびに、その行為が子どもたちにどんな影響があるのか、わかってないのだな、とつくづく思います。「人が発言している時は聞かなくていいよ」「気に入らないことはヤジればいいよ」と教えているのです。

サッカーワールドカップの初戦に破れたあと、日本のサポーターがスタンドを掃除している映像が、驚嘆の声をもって世界を駆け巡りました。同じ日本人が、やっていることとは思えないのですが・・・都議会の女性議員に対するセクハラヤジは。

(世界各国の議会も結構ヤジはあるようです。つまり政治の世界はどこでも「特殊」ということなのでしょうか。)


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