2008年6月29日日曜日
2008年6月28日土曜日
ゆとろぎ文化
ゆとろぎ=「ゆとり」+「くつろぎ」-「りくつ」
イスラム世界には「ショグル(労働の時間)」、「ラアブ(遊びの時間)」と、もう一つ「ラーハの時間」というものがあるそうです。国際日本文化研究センター前所長の片倉もとこさんがこの「ラーハ」というアラビア語の訳に「ゆとろぎ」という言葉を造語なさったのです。
ゆとろぎ文化を紹介した朝日新聞の記事はこんな風に書かれています。
日本では「ゆとり」や「くつろぎ」に、仕事で疲れたから休むという受け身のニュアンスがある。一方、イスラム世界には理屈抜きで、人生をいつくしむ生活感覚があるという。
「学ぶ、ごろんとする、眠る、家族や友人とともにいる、祈る、お客をもてなす、お香をきく、瞑想する、散歩や旅をする。詩歌をつくる、歌うなどが“ゆとろぎ文化”。それは人間として大切な時間です。」
“ゆとろぎ”(岩波書店)という新刊も出した。時間に追われ、目標に向かってただ突き進む「いけいけ、どんどん」の潮流の中で、「ゆっくり、ゆっくり」と声を掛け合いながら人生を楽しむ知恵を示している。
心豊かな人生を過ごすためのすてきな言葉に出会った気がします。
イスラム世界には「ショグル(労働の時間)」、「ラアブ(遊びの時間)」と、もう一つ「ラーハの時間」というものがあるそうです。国際日本文化研究センター前所長の片倉もとこさんがこの「ラーハ」というアラビア語の訳に「ゆとろぎ」という言葉を造語なさったのです。
ゆとろぎ文化を紹介した朝日新聞の記事はこんな風に書かれています。
日本では「ゆとり」や「くつろぎ」に、仕事で疲れたから休むという受け身のニュアンスがある。一方、イスラム世界には理屈抜きで、人生をいつくしむ生活感覚があるという。
「学ぶ、ごろんとする、眠る、家族や友人とともにいる、祈る、お客をもてなす、お香をきく、瞑想する、散歩や旅をする。詩歌をつくる、歌うなどが“ゆとろぎ文化”。それは人間として大切な時間です。」
“ゆとろぎ”(岩波書店)という新刊も出した。時間に追われ、目標に向かってただ突き進む「いけいけ、どんどん」の潮流の中で、「ゆっくり、ゆっくり」と声を掛け合いながら人生を楽しむ知恵を示している。
心豊かな人生を過ごすためのすてきな言葉に出会った気がします。
2008年6月27日金曜日
“ありがとう”
宮城の中学校庭に「ありがとう」 地震支援活動に謝意
宮城県栗原市の築館中学校の校庭に描かれた「ありがとう」の文字を空から撮影した写真が朝日新聞に掲載されていました。数人の生徒が石灰のライン引きで描いた文字で、消えかけると誰かがちゃんと描き直しているのです。
復旧工事に携わる人にも「復旧作業ありがとうございます」と書いた横断幕を校門の前で掲げているとか。
「ありがとう」の気持ちがわき上がってきた中学生たち、今回の地震を通して大きなものを学んでいるのでしょうね。
「ありがとう」っていい言葉ですね。
宮城県栗原市の築館中学校の校庭に描かれた「ありがとう」の文字を空から撮影した写真が朝日新聞に掲載されていました。数人の生徒が石灰のライン引きで描いた文字で、消えかけると誰かがちゃんと描き直しているのです。
復旧工事に携わる人にも「復旧作業ありがとうございます」と書いた横断幕を校門の前で掲げているとか。
「ありがとう」の気持ちがわき上がってきた中学生たち、今回の地震を通して大きなものを学んでいるのでしょうね。
「ありがとう」っていい言葉ですね。
2008年6月26日木曜日
G8外相会合
京都の街は2週間ぐらい前から日に日に警察官が目につくようになりました。ここ数日は、島根・岡山・奈良・大阪など、近隣の警察からの応援車輌もあちこちで見かけました。
今日(26日)と明日がG8外相会合の本番です。御所の中にある迎賓館が会合場所ですが、私の家の近くの国立京都国際会館がメディアセンターとなるので、我が家の周りも赤色灯をつけた車両が走り回っています。住宅街は自転車で警邏(けいら)している警察官の姿もありました。4,5日前からは国際会館への道で検問が始まりました。今日の警察官の人数は約6200人とか。
そしてこんな看板があちこちに立っています。「静穏保持指定地域」とは初めて聞くことばです。宣伝カーなどの活動を封じ込めようというものでしょうね。
交通規制もあちこちで行われるとか。警備の都合で「予定」は全く知らされていませんから、どこで規制にぶつかるのかわかりません。この二日間はおとなしくしていようと思います。
2008年6月25日水曜日
田んぼのとなりに・・・
2008年6月23日月曜日
“ビジネス展望”
「ラジオあさいちばん」
NHKラジオ第一放送の朝5時から8時半までの番組です。この中に、6時40分頃から“ビジネス展望”というプログラムがあります。月曜日から金曜日まで、5人のスピーカーが一日ずつその日のトピックを解説しています。「ビジネス」というタイトルがついていますが、内容は多岐に渡り、世界情勢や時事解説のような趣もあり、ここ数年毎日・・ではありませんが、よく聞いています。
「ビジネス」や「経済」という分野は、新聞の頁をじっくり読むこともなかった私ですが、耳から入ってくる情報をきっかけに、興味の幅が広がったような気がします。ラジオの一般聴視者向けのかみ砕いた解説のおかげかな、と思っています。
今年の4月から前週の放送分がウェブで聞けるようになりました。みなさんにも「耳学問」のおすすめです。
NHKラジオ第一放送の朝5時から8時半までの番組です。この中に、6時40分頃から“ビジネス展望”というプログラムがあります。月曜日から金曜日まで、5人のスピーカーが一日ずつその日のトピックを解説しています。「ビジネス」というタイトルがついていますが、内容は多岐に渡り、世界情勢や時事解説のような趣もあり、ここ数年毎日・・ではありませんが、よく聞いています。
「ビジネス」や「経済」という分野は、新聞の頁をじっくり読むこともなかった私ですが、耳から入ってくる情報をきっかけに、興味の幅が広がったような気がします。ラジオの一般聴視者向けのかみ砕いた解説のおかげかな、と思っています。
今年の4月から前週の放送分がウェブで聞けるようになりました。みなさんにも「耳学問」のおすすめです。
2008年6月22日日曜日
2008年6月20日金曜日
2008年6月19日木曜日
Is that so?
日本語で「あっそっ?」と軽く返事をする感じでこの英語を言ってみてください。とても軽く・・・「あっそうなの」という思いを込めて極力自然に・・・
今年の3月から4月にかけて、毎週火曜日、「必死に」見ていたアメリカからのインターネットプログラム(これに関しての詳細はまた後日・・・)の中で、日本の有名な禅僧(Zen Master)が、人が何を言ってきても、この「あっそっ?」と返事をを繰り返していたという逸話がでてきました。
自分にとって不都合なことを言われ、おとしめられても「あっそっ?」。反論は全くなく、そのままを受け止めるこの禅僧は、周りの状況がどんなに変化しても動じることなく、ただ日々やるべきことを行じていたとか。不都合に見えたことも、時間が経つとともに、変わっていき、禅僧の評価も高まっていくのですが、そうなっても「あっそっ?」。
プログラムの中で、この「あっそっ?」は「Is that so?」と表現されていました。それも淡々とした口調で。
先日、母がカレンダーをびりびりに破っていました。いつもは気にもとめなかったカレンダーなのですが、なぜか手にとって、破ったようです。「きれいなカレンダーだったのに」という言葉が私の口から出ていました。カレンダーが破れていても、それはそれで「あっそっ?」でいいはずです。私にとって理解できない行動であっても「あっそっ?」、それでいいのです。
でも・・・介護の日常は、心がブランコのように揺れています。「あっそっ?」と言えない自分。こだわったことを気にする自分。「こうでなきゃ」と思う自分。「でもできないよ」と反論する自分。ゆらゆらとあちこちに揺れる日々。
これが今の私の学びなのでしょうね。「あっそっ?」「Is that so?」と自然に感じることができるまで・・・
今年の3月から4月にかけて、毎週火曜日、「必死に」見ていたアメリカからのインターネットプログラム(これに関しての詳細はまた後日・・・)の中で、日本の有名な禅僧(Zen Master)が、人が何を言ってきても、この「あっそっ?」と返事をを繰り返していたという逸話がでてきました。
自分にとって不都合なことを言われ、おとしめられても「あっそっ?」。反論は全くなく、そのままを受け止めるこの禅僧は、周りの状況がどんなに変化しても動じることなく、ただ日々やるべきことを行じていたとか。不都合に見えたことも、時間が経つとともに、変わっていき、禅僧の評価も高まっていくのですが、そうなっても「あっそっ?」。
プログラムの中で、この「あっそっ?」は「Is that so?」と表現されていました。それも淡々とした口調で。
先日、母がカレンダーをびりびりに破っていました。いつもは気にもとめなかったカレンダーなのですが、なぜか手にとって、破ったようです。「きれいなカレンダーだったのに」という言葉が私の口から出ていました。カレンダーが破れていても、それはそれで「あっそっ?」でいいはずです。私にとって理解できない行動であっても「あっそっ?」、それでいいのです。
でも・・・介護の日常は、心がブランコのように揺れています。「あっそっ?」と言えない自分。こだわったことを気にする自分。「こうでなきゃ」と思う自分。「でもできないよ」と反論する自分。ゆらゆらとあちこちに揺れる日々。
これが今の私の学びなのでしょうね。「あっそっ?」「Is that so?」と自然に感じることができるまで・・・
2008年6月17日火曜日
くちなし
2008年6月15日日曜日
水沢江刺
今日の朝刊の一面は岩手・宮城内陸地震の報道で埋まっています。その中に震源付近の「主な被害関係地」という地図がありました。「水沢江刺」(みずさわえさし)という東北新幹線の駅名ものっています。水曜日に、娘たちが東京経由で向かった駅の名前です。
今回娘たちはJRの一週間切符を使って「京都以外の日本を見たい」と計画していました。学生時代を京都で過ごした友人が住む奥州市水沢を拠点としての旅が実現したのです。昨日の朝は山あいの温泉に滞在していました。
地震の速報を見てすぐに携帯に電話をすると、「今お風呂から出たところ、すごく揺れたけれど、大丈夫よ」と気楽な娘の声が聞こえ、一安心。1時間後、JRが全て止まった状態で、さてどうしようと思案中だったので、とにかく送迎バスで花巻まで出て、それから次を考えれば、と電話でアドバイス。地震後電話がつながりにくくなっているとニュースでは言っていましたが、関西で契約しているからか、その後も簡単に通じた私の携帯電話には感謝感謝。
時間が経つにつれて大きな被害の様子が刻々報道されるようになりました。大きくえぐられた山肌や山あいの温泉地の押しつぶされた旅館。泊まり客も行方不明とか。気楽に娘と会話をしていた私でしたが、行方不明の方々のご家族のことを思うと、心がツーンと締め付けられる思いでした。
一瞬にして平穏な日々の暮らしが奪われる人たちの何と多いこと。ミャンマーで、中国四川省で、アメリカのボーイスカウトキャンプで、そして東京の秋葉原で・・・
心静かに失われた命に思いを馳せていたいと思います。
今回娘たちはJRの一週間切符を使って「京都以外の日本を見たい」と計画していました。学生時代を京都で過ごした友人が住む奥州市水沢を拠点としての旅が実現したのです。昨日の朝は山あいの温泉に滞在していました。
地震の速報を見てすぐに携帯に電話をすると、「今お風呂から出たところ、すごく揺れたけれど、大丈夫よ」と気楽な娘の声が聞こえ、一安心。1時間後、JRが全て止まった状態で、さてどうしようと思案中だったので、とにかく送迎バスで花巻まで出て、それから次を考えれば、と電話でアドバイス。地震後電話がつながりにくくなっているとニュースでは言っていましたが、関西で契約しているからか、その後も簡単に通じた私の携帯電話には感謝感謝。
時間が経つにつれて大きな被害の様子が刻々報道されるようになりました。大きくえぐられた山肌や山あいの温泉地の押しつぶされた旅館。泊まり客も行方不明とか。気楽に娘と会話をしていた私でしたが、行方不明の方々のご家族のことを思うと、心がツーンと締め付けられる思いでした。
一瞬にして平穏な日々の暮らしが奪われる人たちの何と多いこと。ミャンマーで、中国四川省で、アメリカのボーイスカウトキャンプで、そして東京の秋葉原で・・・
心静かに失われた命に思いを馳せていたいと思います。
2008年6月14日土曜日
雑草 その2
踏みつければ 雑草
育てれば 花
近くのお寺の掲示板に見つけた言葉
雑草をうとましく思ってはいけない
大事な命の表現だもの
いっそ、我が家の庭も雑草君たちの天国のままにしておこうかな
・・・でもやっぱりそこまで「悟る」のは無理ですね
草刈りします!
育てれば 花
近くのお寺の掲示板に見つけた言葉
雑草をうとましく思ってはいけない
大事な命の表現だもの
いっそ、我が家の庭も雑草君たちの天国のままにしておこうかな
・・・でもやっぱりそこまで「悟る」のは無理ですね
草刈りします!
2008年6月13日金曜日
2008年6月12日木曜日
雑草
2008年6月10日火曜日
初めてのフライト
昨日の夕方娘がアメリカから帰ってきました。ニューヨーク州のバッファローからバンクーバー経由のフライトで、乗り継ぎの時間を入れると20時間近くかかる旅です。小さい頃からアメリカと日本を行き来している娘にとって、何回目の太平洋横断のフライトになるのでしょうか。
私の最初のフライト、それは1970年のカリフォルニア、サンディエゴへのフライトでした。まず羽田からホノルルへ。当時の留学生はアメリカ入国に際して「胸部レントゲン写真」を持参しなければなりませんでした。入国審査時に提出するのが決まりでしたから、写真が折れないように日本の卒業証書を入れる筒に入れて持っていた私は、係官の「レントゲン写真を出して」という英語がわかりませんでした。「それ・・」と指さしてくれて、やっと理解できたのです。
初めての海外への一人旅、考えていた以上の緊張があったのでしょう。ホノルルからのフライトはアメリカの飛行機。機内は全てが英語になりました。食事の前の「Chicken or Beef?」という問いかけの何と早口だったこと・・・
2時間以上遅れたフライトから降りた私を懐かしい顔が待っていてくれました。空港から出て初めてサンディエゴの街を車で走っているとき、満月が見えました。
「満月ってアメリカでも同じなんだ・・・」天空に輝く満月がずっと車を追いかけてきたのを今でも鮮やかに思い出します。
私の最初のフライト、それは1970年のカリフォルニア、サンディエゴへのフライトでした。まず羽田からホノルルへ。当時の留学生はアメリカ入国に際して「胸部レントゲン写真」を持参しなければなりませんでした。入国審査時に提出するのが決まりでしたから、写真が折れないように日本の卒業証書を入れる筒に入れて持っていた私は、係官の「レントゲン写真を出して」という英語がわかりませんでした。「それ・・」と指さしてくれて、やっと理解できたのです。
初めての海外への一人旅、考えていた以上の緊張があったのでしょう。ホノルルからのフライトはアメリカの飛行機。機内は全てが英語になりました。食事の前の「Chicken or Beef?」という問いかけの何と早口だったこと・・・
2時間以上遅れたフライトから降りた私を懐かしい顔が待っていてくれました。空港から出て初めてサンディエゴの街を車で走っているとき、満月が見えました。
「満月ってアメリカでも同じなんだ・・・」天空に輝く満月がずっと車を追いかけてきたのを今でも鮮やかに思い出します。
2008年6月8日日曜日
2008年6月6日金曜日
2008年6月5日木曜日
自力整体
母がデイサービスに出かけてくれる火曜日の午後、「自力整体」というクラスがあることを発見。先週と今週、2回参加しました。
健康でありたいと思う気持ちの反映でしょうか、カルチャースクールには「健康教室」が花盛りです。かく言う私もこのような健康教室を今までどれだけ経験したことでしょうか。ただし私の場合、カルチャースクールをはしごしたのではなく、個人が開いていらっしゃる教室で、こぢんまりした雰囲気の中で教えていただくことがほとんどでした。
気功・ヨガ・自彊術(じきょうじゅつ)・真向法(まっこうほう)など、この20年間に触れてきた「健康法」です。どれも一人でできるもので、固くなりがちな自分の身体と心をほぐすことを目的としています。
自力整体も文字通り、自分の力(力んだ力という意味ではありませんが・・・)で自分自身のゆがみを矯正していこうというもの。自分の身体を知ること、それがまず第一。どこがどのように張っているのか、どんな動きが「気持ちいい」のか。自分との対話がとても大切です。
自分のことって、なかなかわからないものですね。今の自分の身体がどうなっているのか。自分の心がどうなっているのか。一番身近にある自分自身を振り返る時間もなく、バタバタと過ごしてしまっているような、そんな日々。
「ここでの時間は、ご自身だけのもの。日常の生活から離れたあなた自身だけのもの」という先生のガイダンスの声でスタートする教室で、ゆっくり自分に向き合うことの大切さを再確認する私です。
健康でありたいと思う気持ちの反映でしょうか、カルチャースクールには「健康教室」が花盛りです。かく言う私もこのような健康教室を今までどれだけ経験したことでしょうか。ただし私の場合、カルチャースクールをはしごしたのではなく、個人が開いていらっしゃる教室で、こぢんまりした雰囲気の中で教えていただくことがほとんどでした。
気功・ヨガ・自彊術(じきょうじゅつ)・真向法(まっこうほう)など、この20年間に触れてきた「健康法」です。どれも一人でできるもので、固くなりがちな自分の身体と心をほぐすことを目的としています。
自力整体も文字通り、自分の力(力んだ力という意味ではありませんが・・・)で自分自身のゆがみを矯正していこうというもの。自分の身体を知ること、それがまず第一。どこがどのように張っているのか、どんな動きが「気持ちいい」のか。自分との対話がとても大切です。
自分のことって、なかなかわからないものですね。今の自分の身体がどうなっているのか。自分の心がどうなっているのか。一番身近にある自分自身を振り返る時間もなく、バタバタと過ごしてしまっているような、そんな日々。
「ここでの時間は、ご自身だけのもの。日常の生活から離れたあなた自身だけのもの」という先生のガイダンスの声でスタートする教室で、ゆっくり自分に向き合うことの大切さを再確認する私です。
2008年6月3日火曜日
2008年6月2日月曜日
ものさし
トイレ誘導、これが我が家での母のリハビリ・メインメニューです。放っておくと何時間もイスに座りっぱなしとなる母です。疲れないのでしょうか。疲れたという感覚も忘れているのでしょうか。そんな母にとって、立って歩く、これは立派なリハビリです。
約6,7歩でトイレに到着、どこに便器があるのか、どうやって座るのかがはっきりしない母ですから、ちゃんと座るまでに数分かかることも・・・
「早く」という言葉は母の生活からは完全に末梢されています。何かを「している」生活ではないのですから、急ぐことは何にもありません。急いでいるのはこの私です。
母の「ものさし」で一緒に動いていると、私の心も静かです。私の「ものさし」を出してくると私の心は乱れます。
他の人の「ものさし」にいつも気を配っていたい。自分の心が静かであるために・・・でもこれって難しい!!
約6,7歩でトイレに到着、どこに便器があるのか、どうやって座るのかがはっきりしない母ですから、ちゃんと座るまでに数分かかることも・・・
「早く」という言葉は母の生活からは完全に末梢されています。何かを「している」生活ではないのですから、急ぐことは何にもありません。急いでいるのはこの私です。
母の「ものさし」で一緒に動いていると、私の心も静かです。私の「ものさし」を出してくると私の心は乱れます。
他の人の「ものさし」にいつも気を配っていたい。自分の心が静かであるために・・・でもこれって難しい!!
2008年6月1日日曜日
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